ラクオリア創薬 Research Memo(18):安定成長が見えてきたことで、資金調達は必要最低限になる見通し
[17/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■資金調達について
収益の黒字転換の道筋が一段とはっきりしてきたラクオリア創薬<4579>ではあるが、安定収益確保への途上にあることも事実であり、事業運営のための資金獲得は依然として重要な問題だ。同社は基本方針として、各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持するとしている。
同社は運転資金については事業収益からの資金収入と事業費用圧縮による調達を最優先にするとしているが、足元の営業損失の状況や、「各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持する」という基本方針に照らすと、何らかの形で資金調達を行う可能性は高いと弊社では考えている。
同社の資金調達に対するスタンスには従来から変更はなく、株主・市場からの調達を行う場合には、株主・市場からの理解が得られ、株主価値向上につながるような明確なEquity Storyを持った資金調達を行うことを基本方針としている。弊社では、事業収益の構成要素として安定性の高いロイヤルティが加わったことや、事業収益が今後増収基調をたどると想定されることから、資金調達を行うにしても調達額は必要最低限に圧縮されるものと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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収益の黒字転換の道筋が一段とはっきりしてきたラクオリア創薬<4579>ではあるが、安定収益確保への途上にあることも事実であり、事業運営のための資金獲得は依然として重要な問題だ。同社は基本方針として、各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持するとしている。
同社は運転資金については事業収益からの資金収入と事業費用圧縮による調達を最優先にするとしているが、足元の営業損失の状況や、「各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持する」という基本方針に照らすと、何らかの形で資金調達を行う可能性は高いと弊社では考えている。
同社の資金調達に対するスタンスには従来から変更はなく、株主・市場からの調達を行う場合には、株主・市場からの理解が得られ、株主価値向上につながるような明確なEquity Storyを持った資金調達を行うことを基本方針としている。弊社では、事業収益の構成要素として安定性の高いロイヤルティが加わったことや、事業収益が今後増収基調をたどると想定されることから、資金調達を行うにしても調達額は必要最低限に圧縮されるものと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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