【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター:G空間関連銘柄
[17/09/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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2017年8月29日8時に執筆
「G空間」という単語はあまり聞きなれないが、実際には既に身近でこのG空間を大いに活用している。カーナビ、天気予報、交通機関の運行情報など私たちはスマホやタブレットなどから多くの情報を得ている。こういった位置空間情報を活用して提供されているサービスが「G空間サービス」だ。今回は、スマホやタブレットなどの目覚ましい普及とともに賑わいを見せているG空間関連銘柄を紹介する。
■G空間
自分の位置情報を利用した地図、GNSS衛星による測位などから得ることができる「いつ、どこ」といった情報に様々な情報を組み合わせることで提供される便利なサービスの数々。これらを「G空間サービス」と言う。スマホやタブレットが普及した今、とても注目を集めている分野だ。
ショッピングであれば、自分が訪れた店舗だけでなく、その周りの店舗情報も同時に手に入れることができる。また災害時であれば、家族の安否確認、被害状況などの共有が位置情報とアプリ、写真を活用することでできるようになった。
■産・官・学の情報ハブ「G空間情報センター」
産業界、国・地方自治体、大学などの研究機関の情報ハブとしての役割を担って2016年11月に設立された「G空間情報センター」。社会基盤情報流通推進協議会が運営と管理をおこなっているぞ。
2017年7月31日に開催された内閣府を中心とした「国と地方・民間の『災害情報ハブ』推進チーム」の第2回会合では情報ハブについて話し合われた。
その中で情報共有の先進的事例として、SIP4D(災害情報共有システム)、G空間情報センターなどの存在を認識し、実際に取り組んで活用することも紹介された。
SIP4Dは防災科学技術研究所が研究主体となっていて、実際に九州北部豪雨のときに活用されている。
■G空間情報センターの役割
政府が2012年に閣議決定した「地理空間情報活用推進基本計画」に基づいて設立されたG空間情報センターは2016年11月24日にオープンした。社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が運営している。
オープンの日には「G空間EXPO 2016(日本化学未来館)」でイベントが開催され、講演会なども開かれた。
G空間情報センターでは、民間企業、国・地方自治体、大学などが保有しているデータの流通支援、公共データをオープン化する仕組みの構築、災害時協定に基づいたデータの提供、G空間情報活用におけるコンサルティングなどをおこなっている。
官民などが保有しているG空間情報をワンストップで入手することができるとあって、今後ますます活躍が期待されている。
■株ファイターオススメのG空間関連銘柄
<2303>ドーン
災害時にG空間関連銘柄として注目したい企業だ。災害時の緊急通報システムや感染症危機管理システムなどを展開しており、省庁や地方自治体などでの採用実績が多い。また、「AED活用促進による院外心停止救命システム」に関する共同研究を京都大学と行っている。高い技術力と開発力を持っているため、今後も安定した銘柄だと言える。
<9474>ゼンリン
言わずと知れた地図情報のトップ企業だ。主要ポータルサイトにも電子地図サービスを提供している。また、今年1月には米エヌビディア社が自律走行車両用の高精度地図に関して同社と共同研究すると発表している。
<4814>ネクストウェア
2016年からデジタル地図サービス事業に参入している。子会社のネクストキャディックスがオークニーからデジタル地図システムの基盤となる事業を譲り受けた。また、ネクストキャディックスでは再販委託契約をNTT空間情報と結び、「GEOSPACE(ジオスペース)」というデジタル地図の販売も行っている。
■一言
G空間情報を活用したサービスは数多く存在している。2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向けて市場がどんどん拡大していくとみられ、G空間関連銘柄、デジタル地図関連銘柄は上昇する可能性が高いだろう。いずれも今後に注目したい銘柄だ。
今回のG空間関連銘柄は、今挙げた3つの銘柄のほかに、自身のブログ【株ファイターの株報道】にてさらにいくつか紹介している。そっちの方もチェックしてみてくれ。
その他にも、話題のテーマ株であるIoT関連、人工知能関連、フィンテック関連、ドローン関連、自動運転関連、TPP関連、バラスト水処理関連、トランプ関連や個人的に注目しているリニア中央新幹線関連、ロボット関連、リチウムイオン電池関連、ZMP関連などの情報を無料で公開しているから、興味があったら【株ファイターの株報道】と検索だ!
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執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道
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2017年8月29日8時に執筆
「G空間」という単語はあまり聞きなれないが、実際には既に身近でこのG空間を大いに活用している。カーナビ、天気予報、交通機関の運行情報など私たちはスマホやタブレットなどから多くの情報を得ている。こういった位置空間情報を活用して提供されているサービスが「G空間サービス」だ。今回は、スマホやタブレットなどの目覚ましい普及とともに賑わいを見せているG空間関連銘柄を紹介する。
■G空間
自分の位置情報を利用した地図、GNSS衛星による測位などから得ることができる「いつ、どこ」といった情報に様々な情報を組み合わせることで提供される便利なサービスの数々。これらを「G空間サービス」と言う。スマホやタブレットが普及した今、とても注目を集めている分野だ。
ショッピングであれば、自分が訪れた店舗だけでなく、その周りの店舗情報も同時に手に入れることができる。また災害時であれば、家族の安否確認、被害状況などの共有が位置情報とアプリ、写真を活用することでできるようになった。
■産・官・学の情報ハブ「G空間情報センター」
産業界、国・地方自治体、大学などの研究機関の情報ハブとしての役割を担って2016年11月に設立された「G空間情報センター」。社会基盤情報流通推進協議会が運営と管理をおこなっているぞ。
2017年7月31日に開催された内閣府を中心とした「国と地方・民間の『災害情報ハブ』推進チーム」の第2回会合では情報ハブについて話し合われた。
その中で情報共有の先進的事例として、SIP4D(災害情報共有システム)、G空間情報センターなどの存在を認識し、実際に取り組んで活用することも紹介された。
SIP4Dは防災科学技術研究所が研究主体となっていて、実際に九州北部豪雨のときに活用されている。
■G空間情報センターの役割
政府が2012年に閣議決定した「地理空間情報活用推進基本計画」に基づいて設立されたG空間情報センターは2016年11月24日にオープンした。社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が運営している。
オープンの日には「G空間EXPO 2016(日本化学未来館)」でイベントが開催され、講演会なども開かれた。
G空間情報センターでは、民間企業、国・地方自治体、大学などが保有しているデータの流通支援、公共データをオープン化する仕組みの構築、災害時協定に基づいたデータの提供、G空間情報活用におけるコンサルティングなどをおこなっている。
官民などが保有しているG空間情報をワンストップで入手することができるとあって、今後ますます活躍が期待されている。
■株ファイターオススメのG空間関連銘柄
<2303>ドーン
災害時にG空間関連銘柄として注目したい企業だ。災害時の緊急通報システムや感染症危機管理システムなどを展開しており、省庁や地方自治体などでの採用実績が多い。また、「AED活用促進による院外心停止救命システム」に関する共同研究を京都大学と行っている。高い技術力と開発力を持っているため、今後も安定した銘柄だと言える。
<9474>ゼンリン
言わずと知れた地図情報のトップ企業だ。主要ポータルサイトにも電子地図サービスを提供している。また、今年1月には米エヌビディア社が自律走行車両用の高精度地図に関して同社と共同研究すると発表している。
<4814>ネクストウェア
2016年からデジタル地図サービス事業に参入している。子会社のネクストキャディックスがオークニーからデジタル地図システムの基盤となる事業を譲り受けた。また、ネクストキャディックスでは再販委託契約をNTT空間情報と結び、「GEOSPACE(ジオスペース)」というデジタル地図の販売も行っている。
■一言
G空間情報を活用したサービスは数多く存在している。2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向けて市場がどんどん拡大していくとみられ、G空間関連銘柄、デジタル地図関連銘柄は上昇する可能性が高いだろう。いずれも今後に注目したい銘柄だ。
今回のG空間関連銘柄は、今挙げた3つの銘柄のほかに、自身のブログ【株ファイターの株報道】にてさらにいくつか紹介している。そっちの方もチェックしてみてくれ。
その他にも、話題のテーマ株であるIoT関連、人工知能関連、フィンテック関連、ドローン関連、自動運転関連、TPP関連、バラスト水処理関連、トランプ関連や個人的に注目しているリニア中央新幹線関連、ロボット関連、リチウムイオン電池関連、ZMP関連などの情報を無料で公開しているから、興味があったら【株ファイターの株報道】と検索だ!
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執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道
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