毎コムネット Research Memo(4):2017年5月期は4年連続増収増益を達成、4月入居率12年連続100%
[17/09/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2017年5月期通期の業績概要
毎日コムネット<8908>の2017年5月期通期の連結業績は、売上高で前期比9.1%増の14,809百万円、営業利益で同8.0%増の1,631百万円、経常利益で同9.3%増の1,550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同14.6%増の1,013百万円となり、4期連続の増収増益となった。売上面では、全部門が増収であったが、不動産ソリューション事業が最大の増収要因であり、特に不動産マネジメント部門が成長をけん引した。管理戸数の伸び(332戸増の8,788戸)とともに、高い入居率の維持(12年連続4月入居率100%)が安定成長を支えている。また、学生生活ソリューション事業においても特に人材ソリューション部門の増収が大きかった。利益面では、不動産ソリューション事業、学生生活ソリューション事業ともに売上総利益及びセグメント利益を拡大した。特に増益への貢献が大きかったのは人材ソリューション部門、不動産マネジメント部門であり、逆に不動産デベロップメント部門は前期の売却案件の収益性が高かったという特殊要因もあり利益を減らした。ワークス・ジャパンの業績(人材ソリューション部門)が順調に伸び、同社事業の柱の1つに成長したことで、同社の事業ポートフォリオはより盤石になった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<HN>
1. 2017年5月期通期の業績概要
毎日コムネット<8908>の2017年5月期通期の連結業績は、売上高で前期比9.1%増の14,809百万円、営業利益で同8.0%増の1,631百万円、経常利益で同9.3%増の1,550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同14.6%増の1,013百万円となり、4期連続の増収増益となった。売上面では、全部門が増収であったが、不動産ソリューション事業が最大の増収要因であり、特に不動産マネジメント部門が成長をけん引した。管理戸数の伸び(332戸増の8,788戸)とともに、高い入居率の維持(12年連続4月入居率100%)が安定成長を支えている。また、学生生活ソリューション事業においても特に人材ソリューション部門の増収が大きかった。利益面では、不動産ソリューション事業、学生生活ソリューション事業ともに売上総利益及びセグメント利益を拡大した。特に増益への貢献が大きかったのは人材ソリューション部門、不動産マネジメント部門であり、逆に不動産デベロップメント部門は前期の売却案件の収益性が高かったという特殊要因もあり利益を減らした。ワークス・ジャパンの業績(人材ソリューション部門)が順調に伸び、同社事業の柱の1つに成長したことで、同社の事業ポートフォリオはより盤石になった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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