【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:「選挙は買い」は本当?今後上昇期待の持てる選挙関連銘柄3銘柄に注目
[17/09/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年9月19日20時に執筆
安倍首相が28日の臨時国会召集日に衆院解散を考えていると連日報じられ、選挙関連銘柄がにわかに活気付いています。
衆院議員の任期満了まで残り1年3ヶ月ほどとなり、いつ解散してもおかしくないと言える状況でしたが、安倍首相の衆院解散の意向を受け、与党は9月18日、『10月10日公示 10月22日投開票』の日程で衆院選を実施する方針を固めました。
北朝鮮によるミサイル開発・発射実験が続いている危機的状況の中、政治の空白期間を最小限にする為、このタイミングで解散・衆院選実施を決めたのかもしれませんが、選挙は投資家にとって好材料。
選挙時は株価が上がることが多く、実際に19日の日経平均株価は前営業日比+389円の20299円まで値を上げており、大引けで2万円台を回復したのは8月7日以来。
安倍首相は9月28日召集の臨時国会冒頭で解散する方針を固め、米国から帰国後の25日にも解散の意向を表明し、国民の理解を得ようとの考えのようです。
地震が発生すると株価が上がる銘柄、北朝鮮問題の情勢悪化(ミサイル発射実験など)で株価が上がる銘柄など、「○○があったらこの銘柄」というものがありますが、選挙の時も同様に「選挙関連銘柄」が存在し、急騰することがよくあります。
今回は、今注目されている選挙関連銘柄と、今後の資金流入が予想される選挙関連銘柄の中からイムラ封筒<3955>、カドカワ<9468>、セレスポ<9625>に着目していこうと思います。
■イムラ封筒<3955>の基本情報とチャート分析
市場:東証2部
イムラ封筒<3955>は封筒最大手で国内シェア2割強。
ダイレクトメール(DM)を手がけていることから、選挙の際には株価が刺激される事が多く、選挙関連銘柄の筆頭と考えられています。
イムラ封筒<3955>のチャートを見ると、9月19日は前営業日比+100円のストップ高比例配分で引けて、ボリンジャーバンドの+3σを大きく上抜けています。
移動平均線との乖離も大きくなっており、テクニカル面で判断するのであれば、今から買いで入るのはリスクが大きいと言えるでしょう。
今回の選挙に関しては、元々この時期に行われるとは考えられていなかったことで、サプライズ的な面があって急騰しており、今から取り組むのであれば高値で掴んでしまわないように押し目を狙うなどしてリスク管理は徹底したいところです。
■カドカワ<9468>の基本情報とチャート分析
市場:東証1部
出版大手KADOKAWAと動画投稿サイト運営のドワンゴが経営統合して出来た企業です。
カドカワ<9468>が手掛けるニコニコ動画には、政治チャンネルがあり、選挙の際には注目されやすいと考えられます。
街頭演説に変わる選挙活動の一環として、動画配信サイトでの演説は一般化しつつあり、一歩先行く選挙関連銘柄として期待出来るのではないでしょうか。
チャートを見ると、カドカワ<9468>はイムラ封筒<3955>など他の選挙関連銘柄のように急騰しておらず、出遅れ感があります。
ここから選挙関連銘柄を狙うのであれば、同銘柄のような株価が刺激される前の銘柄を、現状くらいの株価で打診買いしておいても良いのではないでしょうか。
■セレスポ<9625>の基本情報とチャート分析
市場:東証JASDAQ
セレスポ<9625>はイベントの企画・運営を行っている企業で、地鎮祭や竣工式など式典の企画・設営を主力事業としており、選挙関連案件の受注を行っている事から選挙関連銘柄と考える向きもあります。
東京五輪に向け、スポーツイベントの受注が高水準を維持しており、東京オリンピック関連銘柄としての側面もあります。
株価的には窓を空けて上昇しており、窓埋めの動きになることも想定出来ますが、「選挙は買い」の格言通りとなるならば、上値抵抗線を上抜けたと考えられる現状くらいの株価で買っておいても良いでしょう。
上記のように今回は選挙関連銘柄を3銘柄ご紹介いたしましたが、注意しなければならない事もあります。
他の関連銘柄でもそうなのですが、「選挙があるから選挙関連銘柄に飛びつく」といった単純な投資手法では出遅れ投資になってしまうので、それぞれの銘柄に関連したニュース、チャートなどを総合的に分析し、しっかり利益を得られる方法で取り組みたいものです。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
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※2017年9月19日20時に執筆
安倍首相が28日の臨時国会召集日に衆院解散を考えていると連日報じられ、選挙関連銘柄がにわかに活気付いています。
衆院議員の任期満了まで残り1年3ヶ月ほどとなり、いつ解散してもおかしくないと言える状況でしたが、安倍首相の衆院解散の意向を受け、与党は9月18日、『10月10日公示 10月22日投開票』の日程で衆院選を実施する方針を固めました。
北朝鮮によるミサイル開発・発射実験が続いている危機的状況の中、政治の空白期間を最小限にする為、このタイミングで解散・衆院選実施を決めたのかもしれませんが、選挙は投資家にとって好材料。
選挙時は株価が上がることが多く、実際に19日の日経平均株価は前営業日比+389円の20299円まで値を上げており、大引けで2万円台を回復したのは8月7日以来。
安倍首相は9月28日召集の臨時国会冒頭で解散する方針を固め、米国から帰国後の25日にも解散の意向を表明し、国民の理解を得ようとの考えのようです。
地震が発生すると株価が上がる銘柄、北朝鮮問題の情勢悪化(ミサイル発射実験など)で株価が上がる銘柄など、「○○があったらこの銘柄」というものがありますが、選挙の時も同様に「選挙関連銘柄」が存在し、急騰することがよくあります。
今回は、今注目されている選挙関連銘柄と、今後の資金流入が予想される選挙関連銘柄の中からイムラ封筒<3955>、カドカワ<9468>、セレスポ<9625>に着目していこうと思います。
■イムラ封筒<3955>の基本情報とチャート分析
市場:東証2部
イムラ封筒<3955>は封筒最大手で国内シェア2割強。
ダイレクトメール(DM)を手がけていることから、選挙の際には株価が刺激される事が多く、選挙関連銘柄の筆頭と考えられています。
イムラ封筒<3955>のチャートを見ると、9月19日は前営業日比+100円のストップ高比例配分で引けて、ボリンジャーバンドの+3σを大きく上抜けています。
移動平均線との乖離も大きくなっており、テクニカル面で判断するのであれば、今から買いで入るのはリスクが大きいと言えるでしょう。
今回の選挙に関しては、元々この時期に行われるとは考えられていなかったことで、サプライズ的な面があって急騰しており、今から取り組むのであれば高値で掴んでしまわないように押し目を狙うなどしてリスク管理は徹底したいところです。
■カドカワ<9468>の基本情報とチャート分析
市場:東証1部
出版大手KADOKAWAと動画投稿サイト運営のドワンゴが経営統合して出来た企業です。
カドカワ<9468>が手掛けるニコニコ動画には、政治チャンネルがあり、選挙の際には注目されやすいと考えられます。
街頭演説に変わる選挙活動の一環として、動画配信サイトでの演説は一般化しつつあり、一歩先行く選挙関連銘柄として期待出来るのではないでしょうか。
チャートを見ると、カドカワ<9468>はイムラ封筒<3955>など他の選挙関連銘柄のように急騰しておらず、出遅れ感があります。
ここから選挙関連銘柄を狙うのであれば、同銘柄のような株価が刺激される前の銘柄を、現状くらいの株価で打診買いしておいても良いのではないでしょうか。
■セレスポ<9625>の基本情報とチャート分析
市場:東証JASDAQ
セレスポ<9625>はイベントの企画・運営を行っている企業で、地鎮祭や竣工式など式典の企画・設営を主力事業としており、選挙関連案件の受注を行っている事から選挙関連銘柄と考える向きもあります。
東京五輪に向け、スポーツイベントの受注が高水準を維持しており、東京オリンピック関連銘柄としての側面もあります。
株価的には窓を空けて上昇しており、窓埋めの動きになることも想定出来ますが、「選挙は買い」の格言通りとなるならば、上値抵抗線を上抜けたと考えられる現状くらいの株価で買っておいても良いでしょう。
上記のように今回は選挙関連銘柄を3銘柄ご紹介いたしましたが、注意しなければならない事もあります。
他の関連銘柄でもそうなのですが、「選挙があるから選挙関連銘柄に飛びつく」といった単純な投資手法では出遅れ投資になってしまうので、それぞれの銘柄に関連したニュース、チャートなどを総合的に分析し、しっかり利益を得られる方法で取り組みたいものです。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
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