カイカ Research Memo(2):ネクスグループの資本参加を機に経営再建が急ピッチで進む
[17/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■カイカ<2315>の会社概要
1. 会社沿革
1989年7月に株式会社サン・ジャパンを設立、ソフトウェア開発事業を開始。その後、中国において、「日本恒星(南京)電脳系統有限公司」、「合肥科大恒星計算機技術研究有限公司」、「南京日恒信息系統有限公司」、「安徽科大恒星電子商務技術有限公司」(それぞれ設立時の社名)などを相次ぎ設立する。2003年3月にはJASDAQ市場に上場を果たす。
2004年から2005年にかけて、(株)ティー・シー・シー、(株)アイビートと経営統合、2009年7月に株式会社SJIに商号を変更する。2011年9月には石油化学エンジニアリングサービス事業を行うLianDi CleanTechnology Inc.を、2013年1月には介護システム事業を行うCare Online(株)を連結子会社化して業容を広げるが、2012年7月の中訊軟件集団股フン有限公司の買収が発端となる形で状況は一変する。中国事業の失敗に伴う大幅な損失計上、前代表取締役社長による自己の借入金返済のための架空取引主導など経営混乱を背景として、一時は上場廃止の危機にまで追い込まれた。
2015年6月1日、第三者割当増資を実施してネクスグループの傘下に入る。その後、財務リストラや内部管理体制の改善など経営再建を急ピッチで進め、2016年10月期にはようやく最終黒字を計上するなど経営が軌道に乗る。2017年2月には商号を株式会社カイカへ変更、同月にはソフトウェア受託開発サービスなどを手掛ける(株)東京テックを連結子会社化した。なお、2017年4月14日付で、ネクスグループの連結子会社から持分法適用関連会社に変更された。
(執筆:フィスコアナリスト)
<MW>
1. 会社沿革
1989年7月に株式会社サン・ジャパンを設立、ソフトウェア開発事業を開始。その後、中国において、「日本恒星(南京)電脳系統有限公司」、「合肥科大恒星計算機技術研究有限公司」、「南京日恒信息系統有限公司」、「安徽科大恒星電子商務技術有限公司」(それぞれ設立時の社名)などを相次ぎ設立する。2003年3月にはJASDAQ市場に上場を果たす。
2004年から2005年にかけて、(株)ティー・シー・シー、(株)アイビートと経営統合、2009年7月に株式会社SJIに商号を変更する。2011年9月には石油化学エンジニアリングサービス事業を行うLianDi CleanTechnology Inc.を、2013年1月には介護システム事業を行うCare Online(株)を連結子会社化して業容を広げるが、2012年7月の中訊軟件集団股フン有限公司の買収が発端となる形で状況は一変する。中国事業の失敗に伴う大幅な損失計上、前代表取締役社長による自己の借入金返済のための架空取引主導など経営混乱を背景として、一時は上場廃止の危機にまで追い込まれた。
2015年6月1日、第三者割当増資を実施してネクスグループの傘下に入る。その後、財務リストラや内部管理体制の改善など経営再建を急ピッチで進め、2016年10月期にはようやく最終黒字を計上するなど経営が軌道に乗る。2017年2月には商号を株式会社カイカへ変更、同月にはソフトウェア受託開発サービスなどを手掛ける(株)東京テックを連結子会社化した。なお、2017年4月14日付で、ネクスグループの連結子会社から持分法適用関連会社に変更された。
(執筆:フィスコアナリスト)
<MW>