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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん（ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年9月25日11時に執筆

10月5日に東証マザーズへ上場を予定しているウェルビー<6556>銘柄のご紹介です。
みずほ証券が主幹事を務め、公開株式が多く市場からの吸収額も多い案件になります。通常だと初値が高騰するように思えませんが、IPOが人気になり当選する機会が減っているため、この銘柄で当選を狙っています。


公募株数：250,000株
売出株数：1,660,000株
オーバーアロットメント：286,500株
仮条件：2,400円〜2,580円
公開価格：9月26日
事業内容：就労移行支援、児童発達支援、放課後等デイサービス等の障害福祉サービス事業


公開価格が仮条件上限2,580円に決定した場合、市場から吸収される金額は約56.7億円になります。東証マザーズ（新興市場）に上場することを考えると初値利益の期待はなかなかできません。しかも同日上場となる銘柄が他に2社あり、資金分散も懸念されます。

同日上場するのはMS&Consulting<6555>と大阪油化工業<4124>の2社になりますが、MS&Consultingはベンチャーキャピタルによる売出し案件のため初値は伸び悩むと思います。
大阪油化工業は業種が地味ということもあり、初値が大きく騰がるとは思えません。上場規模が小さいため公開価格の1.3倍程度になる可能性はありますが、公開株数的に当選しにくいでしょう。

ウェルビーを選択した理由は、「障害者向け福祉サービス」といった社会的なテーマ性があるため関心が向かうと予想されることです。さらに、売上や利益が伸び続けていること、今期の業績も増益見込みであることなどが理由となっています。

2016年3月に上場した類似企業としてLITALICO<6187>を覚えていますが、人気があまりないと思っていたところ、初値が非常に高く公開価格を88％上回ったことも1つの要因です。

利用者が一部の負担金を支払うものの、差額は国民健康保険団体連合会等から報酬を受け取るビジネスモデルのため、収益構造も確実です。上記のようなことからIPO当選を狙ってみました。一見、不人気だと思われる銘柄を少し分析することでIPOに当選するチャンスが増えるかもしれません！

前回の記事でPKSHA Technology<3993>とマネーフォワード<3994>のIPOが狙い目だと書きましたが、マネーフォワードには無事当選できました。

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執筆者名：キムさん
ブログ名：IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記


＜HK＞