【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:電磁波シールド関連のセーレンに注目
[17/09/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年9月22日18時に執筆
北朝鮮のミサイル発射実験・核開発を巡る問題で、情勢は日々悪化の一途を辿っているように感じます。
北朝鮮による“日本上空を通過するミサイル発射実験”が短期間に1度ならず2度も行われ、その度に防衛関連銘柄が活況となっていたことからも、現在の日本を取り巻く状況は緊迫していると言えます。
9月3日には北朝鮮の国営メディアが「金正恩委員長がICBM(大陸間弾道ミサイル)の弾頭に搭載される水爆を視察した」と伝えており、その写真を初めて公開しています。
この水爆は、電磁波による攻撃も出来る多機能化されたものであるとされ、爆弾を地上30〜400kmの高高度で爆発させ、放出されたガンマ線が大気中の分子と衝突して発生する強力な電磁波「電磁パルス」を利用したものと言われています。
この電磁パルスは電子機器に負荷をかけて破壊するというものであり、電子制御されたシステムで運用されているものは大きな被害を受ける可能性があります。
鉄道、金融機関、発電所、などのシステムが影響を受けてしまったら、インフラが破壊されるのと同様、甚大な被害が懸念されるので、この水爆の高高度爆発による電磁パルス攻撃からの防御策を講じなければなりません。
しかし、現時点では日本の電磁パルス攻撃への対策は遅れており、防衛省の電子装備研究所が2017年秋から防護技術の動向調査を始める段階にとどまっています。
このように、大きな脅威にさらされながらも防御策を持たないのは愚の骨頂であり、今後電磁パルス攻撃への対策を進めることは、国策である「国土強靭化」にもつながるのではないでしょうか。
そこで今回は電磁パルスから電子機器を守る電磁波シールド関連銘柄の中から、軽量電磁波シールドケースなどを製造し、チャート的にも期待が持てるセーレン<3569>に着目していこうと思います。
■セーレン<3569>の基本情報
市場:東証1部
セーレン<3569>は総合繊維会社で、車輌資材、スポーツ・ファッション衣料、エレクトロニクス素材などの製造を行っています。
その他にも軽量電磁波シールドケースや、優れた光透過性と高い電磁波シールド性能を併せ持った電磁波シールドウィンドウなどを製造しており、電磁波シールド関連銘柄として知られています。
電磁パルス攻撃の脅威はこれまで後回しにされてきた感があり、今後の早急な対策が望まれるので、同社のような電磁波シールド製品を扱っている企業は今後も好調な業績が期待出来るのではないでしょうか。
現代社会で電子機器が使えなくなると大きな混乱を呼ぶでしょうし、インフラ設備が被害を受ければ命の危機にも関わります。
その為、今後そういった重要施設・設備への電磁パルス攻撃対策に国からの補助も期待出来るのではないでしょうか。
その際には同社のような電磁波シールド関連銘柄が物色される可能性は高いと考えられます。
■セーレン<3569>のチャート分析
セーレン<3569>の日足チャートを見てみると、
・2017年5月1日の安値 1,459円
・2017年8月30日の安値 1,888円
を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。
一方の上値抵抗線は、
・2017年8月7日の高値 2,034円
・2017年9月13日の高値 2,062円
を結んだラインが上値抵抗線として意識されています。
電磁波シールド関連銘柄として注目されて上昇していましたが、押し目を入れてからの反発に期待して動向を見守ると良いでしょう。
昨年7月から右肩上がりのチャート形状となっており、業績も良好で、今後もしばらく堅調な上昇を維持してくれるのではないでしょうか。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
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※2017年9月22日18時に執筆
北朝鮮のミサイル発射実験・核開発を巡る問題で、情勢は日々悪化の一途を辿っているように感じます。
北朝鮮による“日本上空を通過するミサイル発射実験”が短期間に1度ならず2度も行われ、その度に防衛関連銘柄が活況となっていたことからも、現在の日本を取り巻く状況は緊迫していると言えます。
9月3日には北朝鮮の国営メディアが「金正恩委員長がICBM(大陸間弾道ミサイル)の弾頭に搭載される水爆を視察した」と伝えており、その写真を初めて公開しています。
この水爆は、電磁波による攻撃も出来る多機能化されたものであるとされ、爆弾を地上30〜400kmの高高度で爆発させ、放出されたガンマ線が大気中の分子と衝突して発生する強力な電磁波「電磁パルス」を利用したものと言われています。
この電磁パルスは電子機器に負荷をかけて破壊するというものであり、電子制御されたシステムで運用されているものは大きな被害を受ける可能性があります。
鉄道、金融機関、発電所、などのシステムが影響を受けてしまったら、インフラが破壊されるのと同様、甚大な被害が懸念されるので、この水爆の高高度爆発による電磁パルス攻撃からの防御策を講じなければなりません。
しかし、現時点では日本の電磁パルス攻撃への対策は遅れており、防衛省の電子装備研究所が2017年秋から防護技術の動向調査を始める段階にとどまっています。
このように、大きな脅威にさらされながらも防御策を持たないのは愚の骨頂であり、今後電磁パルス攻撃への対策を進めることは、国策である「国土強靭化」にもつながるのではないでしょうか。
そこで今回は電磁パルスから電子機器を守る電磁波シールド関連銘柄の中から、軽量電磁波シールドケースなどを製造し、チャート的にも期待が持てるセーレン<3569>に着目していこうと思います。
■セーレン<3569>の基本情報
市場:東証1部
セーレン<3569>は総合繊維会社で、車輌資材、スポーツ・ファッション衣料、エレクトロニクス素材などの製造を行っています。
その他にも軽量電磁波シールドケースや、優れた光透過性と高い電磁波シールド性能を併せ持った電磁波シールドウィンドウなどを製造しており、電磁波シールド関連銘柄として知られています。
電磁パルス攻撃の脅威はこれまで後回しにされてきた感があり、今後の早急な対策が望まれるので、同社のような電磁波シールド製品を扱っている企業は今後も好調な業績が期待出来るのではないでしょうか。
現代社会で電子機器が使えなくなると大きな混乱を呼ぶでしょうし、インフラ設備が被害を受ければ命の危機にも関わります。
その為、今後そういった重要施設・設備への電磁パルス攻撃対策に国からの補助も期待出来るのではないでしょうか。
その際には同社のような電磁波シールド関連銘柄が物色される可能性は高いと考えられます。
■セーレン<3569>のチャート分析
セーレン<3569>の日足チャートを見てみると、
・2017年5月1日の安値 1,459円
・2017年8月30日の安値 1,888円
を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。
一方の上値抵抗線は、
・2017年8月7日の高値 2,034円
・2017年9月13日の高値 2,062円
を結んだラインが上値抵抗線として意識されています。
電磁波シールド関連銘柄として注目されて上昇していましたが、押し目を入れてからの反発に期待して動向を見守ると良いでしょう。
昨年7月から右肩上がりのチャート形状となっており、業績も良好で、今後もしばらく堅調な上昇を維持してくれるのではないでしょうか。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
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