【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:量子コンピューター関連が再急騰している今、NF回路に注目
[17/09/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
----
※2017年9月25日19時に執筆
量子コンピューター関連銘柄が活気付いています。
9月22日、「量子テレポーテーション」と呼ばれる現象を利用して、スパコンをはるかに凌ぐ「新型量子コンピューター」の基本原理の開発に成功したと、東京大学の研究チームが発表。
今年8月17日、「文科省が量子コンピューター実用化へ300億円投じる」との報道があってから急騰した量子コンピューター関連銘柄ですが、上述の報道もあり、ここにきて再度急騰し始めています。
量子コンピューターとは、簡単に言えば従来のコンピューターと異なる原理で動作し、スパコンで何年もかかるような計算も一瞬で完了してしまうような、まさに桁外れの処理能力を持つコンピューターです。
欧米を中心に研究が盛んに行われており、米国・英国政府も資金を投じるなど、開発競争が激しくなっています。
2017年現在においては、まだ量子コンピューターは実用化されていませんが、これが実用化されることによって人工知能や新材料開発、様々な分野の研究に大きく貢献するとされています。
先進国が巨額の研究費を投じているということは、量子コンピューターはこれからの技術開発を進める上で非常に重要なものと認識されているのでしょう。
安倍政権としても、量子コンピューターの実用化に積極的で、政府からの予算増額の可能性も考えられるはずです。
9月に入ってからも量子コンピューター関連の報道は相次いでおり、材料に事欠かないテーマなので、今後も量子コンピューター関連銘柄への監視は強めたいところです。
今回は量子コンピューター関連銘柄の中から、関連報道があるたびに筆頭銘柄として物色されているNF回路<6864>に着目していこうと思います。
■NF回路<6864>の基本情報
市場:東証JASDAQ
NF回路<6864>は量子コンピューター向けに世界最高レベルの信号増幅装置を提供しており、量子コンピューター関連の筆頭銘柄として注目度が高まっています。
8月17日の報道があった際にも急騰・ストップ高をつけており、今後も量子コンピューター関連報道が出ることで株価が刺激されそうです。
また、少々話は脱線しますが、ワイヤレス給電用の部品・回路の測定機器を提供していることで、ワイヤレス充電関連銘柄としても認知されており、こちらは新型のiPhoneやこれからのEVの充電方式として注目を集める場面がありそうです。
■NF回路<6864>のチャート分析
NF回路<6864>の日足チャートを見てみると、
・2017年8月2日の安値 747円
・2017年9月6日の安値 1,108円
を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。
急騰して年初来高値を更新していることから、一度調整を入れてくることが考えられますが、量子コンピューター関連は政策にも関わってくる分野の為、今後も関連報道は多くなると考えられ、その度に物色期待が高まるでしょう。
安いところで仕込んでおき、関連報道で急騰した際に売り抜けるという取り組みが良いのではないでしょうか。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
----
執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
<SK>
----
※2017年9月25日19時に執筆
量子コンピューター関連銘柄が活気付いています。
9月22日、「量子テレポーテーション」と呼ばれる現象を利用して、スパコンをはるかに凌ぐ「新型量子コンピューター」の基本原理の開発に成功したと、東京大学の研究チームが発表。
今年8月17日、「文科省が量子コンピューター実用化へ300億円投じる」との報道があってから急騰した量子コンピューター関連銘柄ですが、上述の報道もあり、ここにきて再度急騰し始めています。
量子コンピューターとは、簡単に言えば従来のコンピューターと異なる原理で動作し、スパコンで何年もかかるような計算も一瞬で完了してしまうような、まさに桁外れの処理能力を持つコンピューターです。
欧米を中心に研究が盛んに行われており、米国・英国政府も資金を投じるなど、開発競争が激しくなっています。
2017年現在においては、まだ量子コンピューターは実用化されていませんが、これが実用化されることによって人工知能や新材料開発、様々な分野の研究に大きく貢献するとされています。
先進国が巨額の研究費を投じているということは、量子コンピューターはこれからの技術開発を進める上で非常に重要なものと認識されているのでしょう。
安倍政権としても、量子コンピューターの実用化に積極的で、政府からの予算増額の可能性も考えられるはずです。
9月に入ってからも量子コンピューター関連の報道は相次いでおり、材料に事欠かないテーマなので、今後も量子コンピューター関連銘柄への監視は強めたいところです。
今回は量子コンピューター関連銘柄の中から、関連報道があるたびに筆頭銘柄として物色されているNF回路<6864>に着目していこうと思います。
■NF回路<6864>の基本情報
市場:東証JASDAQ
NF回路<6864>は量子コンピューター向けに世界最高レベルの信号増幅装置を提供しており、量子コンピューター関連の筆頭銘柄として注目度が高まっています。
8月17日の報道があった際にも急騰・ストップ高をつけており、今後も量子コンピューター関連報道が出ることで株価が刺激されそうです。
また、少々話は脱線しますが、ワイヤレス給電用の部品・回路の測定機器を提供していることで、ワイヤレス充電関連銘柄としても認知されており、こちらは新型のiPhoneやこれからのEVの充電方式として注目を集める場面がありそうです。
■NF回路<6864>のチャート分析
NF回路<6864>の日足チャートを見てみると、
・2017年8月2日の安値 747円
・2017年9月6日の安値 1,108円
を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。
急騰して年初来高値を更新していることから、一度調整を入れてくることが考えられますが、量子コンピューター関連は政策にも関わってくる分野の為、今後も関連報道は多くなると考えられ、その度に物色期待が高まるでしょう。
安いところで仕込んでおき、関連報道で急騰した際に売り抜けるという取り組みが良いのではないでしょうか。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
----
執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
<SK>