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ダイキアクシス Research Memo(4):2017年12期第2四半期は3.9%の増収、9.0%の経常増益

注目トピックス 日本株
■業績動向

1. 2017年12月期第2四半期の業績概要
ダイキアクシス<4245>の2017年12月期第2四半期の連結業績は売上高が前年同期比3.9%増の16,637百万円、営業利益が同23.7%増の590百万円、経常利益が同9.0%増の648百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.8%増の379百万円となった。仕入割引(77百万円)を営業外収益に計上するため、経常利益の金額が営業利益を上回る。期初予想比では売上高が2.2%減、営業利益が8.8%減、経常利益が4.8%減、親会社株主に帰属する四半期純利益が9.1%減だった。

環境機器関連事業は売上高が8,686百万円と前年同期比9.0%増、営業利益が762百万円、同33.5%増の増収増益を達成した。浄化槽・排水処理システムが前年同期比9.0%の増収を達成し、うち海外売上高が908百万円、同2.3倍の大幅な伸びとなった。メンテナンスは同3.9%増であった。上水事業は、当四半期中に買取案件はなかったものの、エスコ事業が7件増え、売上高は前年同月比9.2%増加した。住宅機器関連事業は、売上高が7,447百万円、前年同期比3.2%減、営業利益が269百万円、同2.6%増であった。利益率の改善により、減収増益となった。その他の事業は売上高が503百万円、同43.8%増、営業損失が17百万円と前年同期の15百万円の黒字から営業損失に転換した。売上高は、新たに加わった土木工事や売電収入により伸びたが、バイオディーゼルのプラント販売がなく、わずかながら赤字となった。

2. 財務状況と経営指標
2017年12月期第2四半期末の資産合計は19,952百万円と前期末比71百万円減少した。前期末比で金額が減少した主な項目は、流動資産の受取手形及び売掛金が584百万円、完成工事未収入金が1,485百万円、未成工事支出金が270百万円であった。2017年3月に、推進工法を中心とした土木工事業の岸本設計工務を子会社したこともあり、有形固定資産が708百万円増加した。増加額のうち、機械装置及び運搬具が438百万円、土地が253百万円占めた。自己資本比率は32.6%と同1.7ポイント上昇した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



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