【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:自動運転車普及をにらみ、技術開発を促進させるオムロンに注目
[17/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
----
※2017年9月27日19時に執筆
近い将来、自動運転車は今からは想像出来ない位に普及しているかもしれません。
企業は自動運転車普及をにらみ、今から関連技術の開発を促進させています。
2017年現在、完全な自動運転車は実現されておらず、車の運転における重要な操作は人間が手動で行っており、事故が起きた際の法的責任も運転手である人間にあります。
もちろん自動運転システム(追突防止の自動ブレーキなど)を適切に活用することで事故は減らせるはずですが、それでも自動運転中は自らが運転手である自覚を持たなければなりません。
自動運転に関する法整備は進んでいますが、まだ途上中の技術であり、今後も新技術の導入、それに伴う法改正などが考えられるので、自動運転に関するニュースは豊富に出てくると考えられます。
今回は自動運転普及に向け、人工知能を用いてドライバーの運転への集中度を判定する車載センサーの開発を行っているオムロン<6645>に着目していこうと思います。
■オムロン<6645>の基本情報
市場:東証1部
オムロン<6645>は制御機器大手で、感知・制御技術に定評がある企業です。
オムロンといえば体温計が真っ先に思い浮かびますが、車載電装部品の製造も行っており、バッテリの漏電センサや、パワーステアリングユニットなどを製造しています。
自動運転に関連した話題として、上述したように人工知能などを用いて運転手の集中度を判定する車載センサーの開発について9月27日、進捗状況を発表。
この技術は同社の画像認識技術と人工知能を組み合わせ、ドライバーが手動運転に適した状態かを判断する技術で、車に搭載したセンサーでまぶたの開閉やどこを向いているのか、姿勢の変化などから居眠りやよそ見、体調の急変といった様々な状態を検知するものです。
プロジェクトを担う技術・知財本部の川出雅人・画像センシング研究室長は「ドライバーの状態を総合的に読み取り、自動運転の質を向上できる」としています。
自動運転技術が完全ではない今、自動運転と手動運転を安全に切り替える為、運転手側の状態を確認する必要があるので、同社のこうした技術は今後の自動運転車に実装されていく期待が高いのではないでしょうか。
自動運転を過信した危険な運転が減らせる期待があることから、今後自動運転関連銘柄として注目を集めそうです。
■オムロン<6645>のチャート分析
オムロン<6645>の日足チャートを見てみると、
・2017年5月18日の安値 4,385円
・2017年9月6日の安値 5,340円
を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。
一方の上値抵抗線は、
・2017年4月27日の高値 5,060円
・2017年7月28日の高値 5,680円
を結んだラインが上値抵抗線として意識されています。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
----
執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
<SK>
----
※2017年9月27日19時に執筆
近い将来、自動運転車は今からは想像出来ない位に普及しているかもしれません。
企業は自動運転車普及をにらみ、今から関連技術の開発を促進させています。
2017年現在、完全な自動運転車は実現されておらず、車の運転における重要な操作は人間が手動で行っており、事故が起きた際の法的責任も運転手である人間にあります。
もちろん自動運転システム(追突防止の自動ブレーキなど)を適切に活用することで事故は減らせるはずですが、それでも自動運転中は自らが運転手である自覚を持たなければなりません。
自動運転に関する法整備は進んでいますが、まだ途上中の技術であり、今後も新技術の導入、それに伴う法改正などが考えられるので、自動運転に関するニュースは豊富に出てくると考えられます。
今回は自動運転普及に向け、人工知能を用いてドライバーの運転への集中度を判定する車載センサーの開発を行っているオムロン<6645>に着目していこうと思います。
■オムロン<6645>の基本情報
市場:東証1部
オムロン<6645>は制御機器大手で、感知・制御技術に定評がある企業です。
オムロンといえば体温計が真っ先に思い浮かびますが、車載電装部品の製造も行っており、バッテリの漏電センサや、パワーステアリングユニットなどを製造しています。
自動運転に関連した話題として、上述したように人工知能などを用いて運転手の集中度を判定する車載センサーの開発について9月27日、進捗状況を発表。
この技術は同社の画像認識技術と人工知能を組み合わせ、ドライバーが手動運転に適した状態かを判断する技術で、車に搭載したセンサーでまぶたの開閉やどこを向いているのか、姿勢の変化などから居眠りやよそ見、体調の急変といった様々な状態を検知するものです。
プロジェクトを担う技術・知財本部の川出雅人・画像センシング研究室長は「ドライバーの状態を総合的に読み取り、自動運転の質を向上できる」としています。
自動運転技術が完全ではない今、自動運転と手動運転を安全に切り替える為、運転手側の状態を確認する必要があるので、同社のこうした技術は今後の自動運転車に実装されていく期待が高いのではないでしょうか。
自動運転を過信した危険な運転が減らせる期待があることから、今後自動運転関連銘柄として注目を集めそうです。
■オムロン<6645>のチャート分析
オムロン<6645>の日足チャートを見てみると、
・2017年5月18日の安値 4,385円
・2017年9月6日の安値 5,340円
を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。
一方の上値抵抗線は、
・2017年4月27日の高値 5,060円
・2017年7月28日の高値 5,680円
を結んだラインが上値抵抗線として意識されています。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
----
執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
<SK>