ワールドHD Research Memo(3):17/12期2Q累計業績は大幅増収増益を達成
[17/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2017年12月期第2四半期累計業績の概要
ワールドホールディングス<2429>の2017年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比36.6%増の56,853百万円、営業利益が同41.2%増の2,981百万円、経常利益が同41.3%増の2,950百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同71.8%増の2,061百万円と大幅増収増益決算となり、期初会社計画に対しても売上高、利益ともに上回る好決算となった。
3つのコアビジネスすべてで増収増益となったが、とりわけ、人材・教育ビジネスは売上高で前年同期比28.2%増、セグメント利益で同29.8%増となり、会社計画を上回って好調に推移した。国内における景況感の改善傾向が続くなかで企業における人材の外部活用が拡大し、受注案件の大型化が進んでいること、また、労働者派遣法改正を受けて、運営体制が整っている大手派遣会社に発注を集約化する動きが強まるなど、同社にとって好環境が続くなかで、こうしたニーズに応えるだけの人材採用力や人材の流動化により、大型案件をスムーズに立ち上げることができる組織力を強化してきたことが高成長につながった。また、不動産ビジネスも前年同期の水準が新規分譲案件の端境期に当たり水準が低かったとはいえ、デベロップメントやリノベーションが増収となったほか、当第1四半期から新たに子会社化した豊栄建設の戸建住宅も順調に推移し、売上高で前年同期比54.3%増、セグメント利益で同38.1%増と2ケタ増収増益となり、収益拡大に貢献した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 2017年12月期第2四半期累計業績の概要
ワールドホールディングス<2429>の2017年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比36.6%増の56,853百万円、営業利益が同41.2%増の2,981百万円、経常利益が同41.3%増の2,950百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同71.8%増の2,061百万円と大幅増収増益決算となり、期初会社計画に対しても売上高、利益ともに上回る好決算となった。
3つのコアビジネスすべてで増収増益となったが、とりわけ、人材・教育ビジネスは売上高で前年同期比28.2%増、セグメント利益で同29.8%増となり、会社計画を上回って好調に推移した。国内における景況感の改善傾向が続くなかで企業における人材の外部活用が拡大し、受注案件の大型化が進んでいること、また、労働者派遣法改正を受けて、運営体制が整っている大手派遣会社に発注を集約化する動きが強まるなど、同社にとって好環境が続くなかで、こうしたニーズに応えるだけの人材採用力や人材の流動化により、大型案件をスムーズに立ち上げることができる組織力を強化してきたことが高成長につながった。また、不動産ビジネスも前年同期の水準が新規分譲案件の端境期に当たり水準が低かったとはいえ、デベロップメントやリノベーションが増収となったほか、当第1四半期から新たに子会社化した豊栄建設の戸建住宅も順調に推移し、売上高で前年同期比54.3%増、セグメント利益で同38.1%増と2ケタ増収増益となり、収益拡大に貢献した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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