【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:高進捗で業績の上方修正期待が高い錢高組に注目
[17/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
----
※2017年10月13日19時に執筆
足元の東京株式市場では、日経平均株価が連日で年初来高値を更新していますね。
米国株式市場をけん引役に世界的に経済が好調であり、東京株式市場も企業業績向上の期待感から買われているとみられています。
世界経済が好調ということは、単純に考えると設備投資が増え、企業業績が右肩上がりになるということです。
新興国の経済発展が加速し、インフラや設備投資がさらに活発になる事が予想されますが、そのような状況でどういった銘柄が注目されやすいのでしょうか?
好調な流れの時は逆張りなどは必要なく、そのまま流れに乗る事が大事です。
つまり、設備投資関連銘柄やインフラ輸出関連、その他新興国向けの事業を展開していて、なおかつ業績が好調な企業に注目すると良いのではないでしょうか。
今回は、創業1705年、300年以上の歴史を持つ中堅ゼネコン、錢高組<1811>に着目していこうと思います。
■錢高組<1811>の基本情報
市場:東証1部
錢高組<1811>は創業1705年、300年以上の歴史を持つ関西地盤の中堅ゼネコンです。
8月10日大引け後に発表した決算によると、18年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比49.7%増の16.7億円に拡大し、上期計画の19.8億円に対する進捗率は84.5%。
高進捗であり、前年同期の進捗率49.4%を上回っていることから、業績の上方修正を発表してくる期待は高いと考えらえます。
ちなみに前期も業績の上方修正を発表しており、投資家の間では今期の上方修正も期待されているようです。
海外事業として、ベトナム、インドネシアなど新興国での工場の建設実績があり、世界的に好調な経済を背景に、今後さらに新興国での受注が増えることも想定されるでしょう。
■錢高組<1811>のチャート分析
錢高組<1811>の日足チャートを見てみると、
・2017年4月14日の安値 3,630円
・2017年8月24日の安値 4,780円
を結んだラインが下値支持線として機能しています。
今年7月半ばからのチャートを見ると、25日移動平均線辺りで株価が反発しており、下げてきた際は25日移動平均線を買い付けポイントとして考えると良いでしょう。
しかし、前述したように、業績の上方修正期待、新興国での工事受注期待は高いので、このまま高値更新トレンドへの動きも期待出来ます。
今後の値動きに要注目です。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思います。
----
執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
<SK>
----
※2017年10月13日19時に執筆
足元の東京株式市場では、日経平均株価が連日で年初来高値を更新していますね。
米国株式市場をけん引役に世界的に経済が好調であり、東京株式市場も企業業績向上の期待感から買われているとみられています。
世界経済が好調ということは、単純に考えると設備投資が増え、企業業績が右肩上がりになるということです。
新興国の経済発展が加速し、インフラや設備投資がさらに活発になる事が予想されますが、そのような状況でどういった銘柄が注目されやすいのでしょうか?
好調な流れの時は逆張りなどは必要なく、そのまま流れに乗る事が大事です。
つまり、設備投資関連銘柄やインフラ輸出関連、その他新興国向けの事業を展開していて、なおかつ業績が好調な企業に注目すると良いのではないでしょうか。
今回は、創業1705年、300年以上の歴史を持つ中堅ゼネコン、錢高組<1811>に着目していこうと思います。
■錢高組<1811>の基本情報
市場:東証1部
錢高組<1811>は創業1705年、300年以上の歴史を持つ関西地盤の中堅ゼネコンです。
8月10日大引け後に発表した決算によると、18年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比49.7%増の16.7億円に拡大し、上期計画の19.8億円に対する進捗率は84.5%。
高進捗であり、前年同期の進捗率49.4%を上回っていることから、業績の上方修正を発表してくる期待は高いと考えらえます。
ちなみに前期も業績の上方修正を発表しており、投資家の間では今期の上方修正も期待されているようです。
海外事業として、ベトナム、インドネシアなど新興国での工場の建設実績があり、世界的に好調な経済を背景に、今後さらに新興国での受注が増えることも想定されるでしょう。
■錢高組<1811>のチャート分析
錢高組<1811>の日足チャートを見てみると、
・2017年4月14日の安値 3,630円
・2017年8月24日の安値 4,780円
を結んだラインが下値支持線として機能しています。
今年7月半ばからのチャートを見ると、25日移動平均線辺りで株価が反発しており、下げてきた際は25日移動平均線を買い付けポイントとして考えると良いでしょう。
しかし、前述したように、業績の上方修正期待、新興国での工事受注期待は高いので、このまま高値更新トレンドへの動きも期待出来ます。
今後の値動きに要注目です。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思います。
----
執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏
<SK>