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三栄コーポレーション---2QはOEM事業、ブランド事業共に苦戦し、減収減益

注目トピックス 日本株
三栄コーポレーション<8119>は27日、2018年3月期第2四半期(2017年4〜9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.2%減の217.71億円、営業利益が同31.8%減の7.80億円、経常利益が同8.5%減の8.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.0%増の4.87億円となった。

家具・家庭用品事業に関しては、OEM事業で海外向け家庭用品の売り上げが増加したが、国内向けの売り上げが家具と家庭用品ともに減少した。ブランド事業では、家具とインテリアのネットショップ 「MINT(ミント)」の売り上げは順調に伸長したが、「WMF(ヴェーエムエフ)」や「Silit(シリット)」等ドイツブランドの高級キッチンウェアの販売が減少した。

服飾雑貨事業に関しては、海外向け商材の売り上げは回復したが、国内向けの売り上げが減少した。ブランド事業においては、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」と、ベルギー発のプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」の売り上げがそれぞれ減少となった。

家電事業に関して、OEM事業で小物生活家電の売り上げが海外向けでは増加した一方、国内向けでは減少している。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想については、同日に修正を発表している。売上高が前期比7.6%減(前回予想比8.0%減)の460.00億円、営業利益が同35.3%減(同16.7%減)の17.50億円、経常利益が同26.1%減(同14.3%減)の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.0%減(同15.4%減)の11.00億円としている。



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