ジャストプラ Research Memo(5):無借金経営で財務内容は良好、2017年9月に自己株式の消却を実施
[17/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■ジャストプランニング<4287>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2017年7月末における財務状況を見ると、総資産は前期末比8百万円増加の3,295百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が113百万円増加し、売上債権が15百万円、未収還付消費税等が27百万円減少した。また、固定資産では太陽光発電設備の減価償却が進み有形固定資産が30百万円減少したほか、無形固定資産が6百万円減少した。
負債合計は前期末比57百万円減少の280百万円となった。主な増減要因を見ると、未払法人税等が23百万円増加した一方で、買掛金が83百万円減少した。また、純資産は同65百万円増加の3,014百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、利益剰余金が同60百万円増加したことが主因だ。
経営指標について見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は80%以上をキープしており、また、無借金経営であることから、財務の健全性は十分保たれていると判断される。なお、同社は2017年9月1日付で自己株式(発行済株式総数の31.5%)をすべて消却している。自己株式の大半は過去に資本業務提携を行った企業との提携解消による株式買い入れによるもので、M&A対策等も考慮して保有してきたが、一旦消却することとした。自己株式消却後の筆頭株主は創業者の資産管理会社である(株)MYホールディングスで、保有比率は44.5%となる。創業者や現経営陣を含めると総発行株式数の50%強を保有していることになる。また、フィディリティ投信(株)が2017年9月29日付で11.7%の株式を保有していることを発表している。なお、自己株式取得については今後も株価状況や資金需要などを考慮しながら、必要な場合に適時検討していく方針を同社では示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
3. 財務状況と経営指標
2017年7月末における財務状況を見ると、総資産は前期末比8百万円増加の3,295百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が113百万円増加し、売上債権が15百万円、未収還付消費税等が27百万円減少した。また、固定資産では太陽光発電設備の減価償却が進み有形固定資産が30百万円減少したほか、無形固定資産が6百万円減少した。
負債合計は前期末比57百万円減少の280百万円となった。主な増減要因を見ると、未払法人税等が23百万円増加した一方で、買掛金が83百万円減少した。また、純資産は同65百万円増加の3,014百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、利益剰余金が同60百万円増加したことが主因だ。
経営指標について見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は80%以上をキープしており、また、無借金経営であることから、財務の健全性は十分保たれていると判断される。なお、同社は2017年9月1日付で自己株式(発行済株式総数の31.5%)をすべて消却している。自己株式の大半は過去に資本業務提携を行った企業との提携解消による株式買い入れによるもので、M&A対策等も考慮して保有してきたが、一旦消却することとした。自己株式消却後の筆頭株主は創業者の資産管理会社である(株)MYホールディングスで、保有比率は44.5%となる。創業者や現経営陣を含めると総発行株式数の50%強を保有していることになる。また、フィディリティ投信(株)が2017年9月29日付で11.7%の株式を保有していることを発表している。なお、自己株式取得については今後も株価状況や資金需要などを考慮しながら、必要な場合に適時検討していく方針を同社では示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>