C&R Research Memo(8):2018年2月期業績は国内クリエイティブ分野の好調で過去最高益を連続更新見通し
[17/11/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■クリーク・アンド・リバー社<4763>の今後の見通し
1. 2018年2月期の業績見通し
2018年2月期連結業績予想は、売上高が前期比0.3%減の26,500百万円、営業利益が同11.8%増の1,800百万円、経常利益が同18.4%増の1,750百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.0%増の1,000百万円と期初計画を据え置いた。クリエイティブ分野における請負事業や医療分野のエージェンシー事業は第3四半期に入ってからも堅調に推移しているが、新規事業に関する先行投資なども予定しており保守的に置いた格好となっている。ただ、足元の受注環境からすると会社計画値は下限値であり、上振れする可能性はあると弊社では見ている。
売上高が微減収となるのは韓国孫会社が連結子会社から外れた影響によるもので、これを除くと実質13%増収となる。費用面では、人員増強に伴う人件費の増加のほか、2018年9月に予定しているグループ拠点の統合に伴う関連費用及び基幹業務システムの開発費用等の増加があるものの、主力事業の増収効果に加えて、新規エージェント事業の収益改善が見込まれることから、営業利益率は前期比0.7ポイント上昇の6.8%となる見通し。新規エージェント事業では、建築分野が当第2四半期より黒字化したほか、ファッション、シェフ分野も今期末には月次ベースで収支均衡レベルまで改善を見込んでいる。
(執筆:フィスコアナリスト 佐藤 譲)
<TN>
1. 2018年2月期の業績見通し
2018年2月期連結業績予想は、売上高が前期比0.3%減の26,500百万円、営業利益が同11.8%増の1,800百万円、経常利益が同18.4%増の1,750百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.0%増の1,000百万円と期初計画を据え置いた。クリエイティブ分野における請負事業や医療分野のエージェンシー事業は第3四半期に入ってからも堅調に推移しているが、新規事業に関する先行投資なども予定しており保守的に置いた格好となっている。ただ、足元の受注環境からすると会社計画値は下限値であり、上振れする可能性はあると弊社では見ている。
売上高が微減収となるのは韓国孫会社が連結子会社から外れた影響によるもので、これを除くと実質13%増収となる。費用面では、人員増強に伴う人件費の増加のほか、2018年9月に予定しているグループ拠点の統合に伴う関連費用及び基幹業務システムの開発費用等の増加があるものの、主力事業の増収効果に加えて、新規エージェント事業の収益改善が見込まれることから、営業利益率は前期比0.7ポイント上昇の6.8%となる見通し。新規エージェント事業では、建築分野が当第2四半期より黒字化したほか、ファッション、シェフ分野も今期末には月次ベースで収支均衡レベルまで改善を見込んでいる。
(執筆:フィスコアナリスト 佐藤 譲)
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