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ピクスタ---3Qは売上高23.3%増、投資先行のため営業損失も計画どおり進捗

注目トピックス 日本株
ピクスタ<3416>は10日、2017年12月期第3四半期(2017年1〜9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.3%増の15.88億円、営業損失が0.13億円(前年同期は1.48億円の利益)、経常損失が0.11億円(同1.46億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.30億円(同1.06億円の利益)となった。

売上高については順調に推移しており、特に既存の主幹サービスである「PIXTA(ピクスタ)」の定額制販売の売上高は前年同期比で65.1%増となった。前四半期に開始した「少量定額プラン」のユーザーが予想以上に拡大している一方で、既存の単品販売・定額プランからの移行も見られ、通期予想に対する売上進捗には若干のビハインドが見られるものの、長期的な収益向上への貢献が見込まれるとして、引き続き同少量定額プランの新規ユーザー獲得及び更新率向上に注力していくという。
また、2016年に開始した新規事業のうち、出張撮影マッチングサービス「fotowa(フォトワ)」では七五三の需要により予約件数が飛躍的に増加したほか、スマホ写真のマーケットプレイス「Snapmart(スナップマート)」では、人気インスタグラマーに商品撮影を依頼しSNSマーケティング等に活用できる物撮りサービスが好調とのこと。
さらに、海外展開の一環として、7月には韓国語版PIXTAもローンチするなど、各種投資施策を着々と進めている。

2017年12月通期については、「積極投資」の年として、主力の国内PIXTA事業の拡大によりキャッシュフローを創出し、 市場の変化・機会を捉え、海外展開・新規事業拡大を加速するとしている。2017年2月24日に公表した修正連結業績予想から変更はなく、売上高が前期比37.3%増の24.13億円、営業利益が同68.6%減の0.48億円、経常利益が同69.7%減の0.47億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同96.0%減の0.04億円との計画を据え置いている。


<MW>

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