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ナック---2Qは11.0%増収、費用管理強化等により営業損益は前年同期と比べて大きく改善

注目トピックス 日本株
ナック<9788>は10日、2018年3月期第2四半期(2017年4〜9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.0%増の381.48億円、営業損失は15.61億円(前年同期は22.72億円の損失)、経常損失が15.76億円(同22.66億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が14.29億円(同18.10億円の損失)であった。

クリクラ事業では、加盟店部門で東日本の天候不順等での販売数の伸び悩みで売上高が減少したが、販売管理費の適正化を図り営業利益が増加した。

レンタル事業は、すべての部門において顧客の増加等で増収増益となった。主力のダストコントロール商品部門では、安定した優良顧客基盤を利用した地道な営業戦略やM&Aを通じた商圏の拡大、既存顧客への深耕が奏功したことにより、顧客数と顧客単価が堅調に推移した。

建築コンサルティング事業は、ノウハウ販売や建築部材販売では増収も、エコ&エコでの営業体制等を抜本的に見直したことで減収となり、売上高が減少した。損益面では、ノウハウ販売と建築部材販売の売上高の増加で営業利益が増加した。

住宅事業は、レオハウスとジェイウッドにおいて平成29年3月末時点における受注残高が前年同期を上回ったことで売上高が大幅に増加し営業損益は改善した。

通販事業は、新規顧客数が増加したが、既存顧客からの注文数の鈍化等で減収も損失幅は改善した。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想については、同日に修正を発表している。
売上高が前期比8.7%増(前回予想比2.3%減)の941.00億円、営業利益が同164.2%増(同変わらず)の20.00億円、経常利益が同158.4%増(同変わらず)の20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.4%増(同35.3%減)の5.50億円としている。


<MW>

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