システムインテ Research Memo(9):2019年2月期以降は年率15%成長を目指す
[17/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■中長期の成長戦略
システムインテグレータ<3826>は中長期の成長戦略として、単一の製品に依存するのではなく、市場拡大が見込める新製品・サービスを企画・開発し、収益化していくことで収益基盤を強固なものとし、成長を目指していく方針を示している。開発するソフトウェア製品については、その分野におけるデファクトスタンダードを目指せるもので顧客企業の生産性向上に寄与するものをターゲットとしており、サービス形態としてはクラウドサービスで提供することを基本方針としている。クラウドサービスでは毎月一定の収入が入るため、収益の安定性向上につながるためだ。
既存の主力製品である「SI Object Browser」シリーズや「OBPM」、「GRANDIT」「SI Web Shopping」などの拡大に加えて、「OBDZ」や「(仮称)Design Recognition AIサービス」など新規サービスが貢献し始めることで、2019年2月期以降も収益拡大が続くと予想される。なお、2018年2月期は3ヶ年中期経営計画「Core 2015」の最終年度であり、当初の経営数値目標であった売上高4,000百万円、経常利益600百万円は未達に終わりそうだが、2件の大型不採算プロジェクトを経験したことで、プロジェクト管理能力が一段と強化されたことは評価される。2019年2月期からスタートする新中期経営計画では、AI技術を活用した新サービスを新たな収益の柱に育成していくことで、年率15%の収益成長を目指していくものと予想される。また、10年後を見据えた長期ビジョンについても新たに策定する予定となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>
システムインテグレータ<3826>は中長期の成長戦略として、単一の製品に依存するのではなく、市場拡大が見込める新製品・サービスを企画・開発し、収益化していくことで収益基盤を強固なものとし、成長を目指していく方針を示している。開発するソフトウェア製品については、その分野におけるデファクトスタンダードを目指せるもので顧客企業の生産性向上に寄与するものをターゲットとしており、サービス形態としてはクラウドサービスで提供することを基本方針としている。クラウドサービスでは毎月一定の収入が入るため、収益の安定性向上につながるためだ。
既存の主力製品である「SI Object Browser」シリーズや「OBPM」、「GRANDIT」「SI Web Shopping」などの拡大に加えて、「OBDZ」や「(仮称)Design Recognition AIサービス」など新規サービスが貢献し始めることで、2019年2月期以降も収益拡大が続くと予想される。なお、2018年2月期は3ヶ年中期経営計画「Core 2015」の最終年度であり、当初の経営数値目標であった売上高4,000百万円、経常利益600百万円は未達に終わりそうだが、2件の大型不採算プロジェクトを経験したことで、プロジェクト管理能力が一段と強化されたことは評価される。2019年2月期からスタートする新中期経営計画では、AI技術を活用した新サービスを新たな収益の柱に育成していくことで、年率15%の収益成長を目指していくものと予想される。また、10年後を見据えた長期ビジョンについても新たに策定する予定となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>