注目銘柄ダイジェスト(前場):OLC、日清紡HD、Fブラザーズなど
[17/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
OLC<4661>:9939円(+293円)
大幅続伸。15年3月の高値を更新して1万円の大台乗せ。3000億円超を投じて2023年をメドに新たな施設を開業、総面積を約3割広げると報じられている。今後の業容拡大に直結するとの期待感が先行する形へ。また、ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」、目標株価も11500円に引き上げ。実質的な寡占化が進むテーマパークは値上げの実施確度が高く、今後22.3期に向けて毎年値上げをすることを織り込むと。
新日鉄住金<5401>:2704.5円(-88円)
大幅続伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3380円から3610円に引き上げている。下期以降は生産回復や輸出市況改善の業績寄与に加えてベース値上げの進展で収益改善が加速するとみている。ファンダメンタルズの大幅な改善は業績へ反映されておらず、市場はグローバルな鋼材需給改善という構造変化を過小評価していると指摘。経常利益は今期3365億円、来期4011億円に上方修正。
Fブラザーズ<3454>:1007円(-104円)
大幅反落で下落率トップ。前日に17年11月期の業績予想を修正、売上高は上方修正したものの、営業利益は従来の41.1億円から33.1億円に引き下げ。期中に売却した不動産投資案件のなかに、来期以降売却予定だった利益率が低い不動産投資案件があった一方、期中に売却を予定していた利益率が高い案件の売却時期が来期にずれ込む見通しとなったようだ。ここまで高い収益成長が続いていただけに、減益転落が嫌気される。
三越伊勢丹<3099>:1277円(+63円)
大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「売り」から「中立」、目標株価も950円から1100円に引き上げている。ショートカバーの動きなどにつながっているとみられる。直近の株価調整によって、リストラ案を反映させると下値余地は限定的になるとの判断のようだ。今後3年間で計画通りの員削減を業績予想に反映、今期以降の営業利益を従来より順に、7%、8%、23%上方修正しているようだ。
日清紡HD<3105>:1553円(+166円)
大幅続伸。前日に発表した自己株式の取得実施発表を好感、今後の需給改善期待へとつながっている。発行済み株式総数の8.59%に当たる1500万株、200億円を取得上限としており、取得期間は12月5日から来年3月22日まで。株主還元および資本効率の向上と成長戦略実現に向けた機動的な資本政策を遂行することを目的としているようだ。白金を使わない燃料電池用触媒を実用化と報じられ急騰した際の9月高値を更新。
ジンズメイト<7448>:1014円(+147円)
大幅続伸。8月25日の高値927円を上回って年初来高値を更新、1000円の大台乗せを果たしている。来週放送のテレビ経済番組で同社が取り上げられることが期待材料となっているもよう。「結果を出す“達人”」としてライザップグループが取り上げられ、ライザップによって改革が推し進められている同社が紹介されるようだ。客数増加につながるような展開を期待する動きが優勢となっている。
セゾン情報<9640>:2150円(+99円)
一時急伸。18年3月期の純利益見通しの上方修正を発表。システムオペレーション事業の子会社株式譲渡にともなう特別利益計上を要因として、従来の26億円から40億円に引き上げ。一過性要因ではあるが、修正幅の大きさをポジティブ視する向きもあるようだ。また、カードシステム事業においてシステム開発及び情報処理サービス等が引き続き堅調に推移しているとされ、据え置いた業績予想への期待感も意識されているもよう。
ロードスター<3482>:3515円(+95円)
一時急伸し前日比400円高の3820円まで上昇。17年12月期の通期予想の上方修正を発表。売上高は66.34億円から77.13億円まで引き上げ、営業利益は12.88億円から12.91億円に増額している。コーポレートファンディング事業において販売予定物件を変更したことが背景に。利益面では小幅な修正となっているものの、改めて成長期待が高まる展開となっているようだ。
東和フード<3329>:1799円(+34円)
買い優勢。17年5-10月期の単独経常利益は、前年同期比4割増の3億円強になったもようだとの業績観測が報じられており、ポジティブ視されているようだ。主力の高級喫茶店「椿屋珈琲店」では、「金のチーズケーキ」といった季節メニューが人気となり好調を支えた他、メニューを改定したレストラン業態の客足も伸びたもよう。なお、本日上期決算を発表する予定となっている。
<DM>
大幅続伸。15年3月の高値を更新して1万円の大台乗せ。3000億円超を投じて2023年をメドに新たな施設を開業、総面積を約3割広げると報じられている。今後の業容拡大に直結するとの期待感が先行する形へ。また、ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」、目標株価も11500円に引き上げ。実質的な寡占化が進むテーマパークは値上げの実施確度が高く、今後22.3期に向けて毎年値上げをすることを織り込むと。
新日鉄住金<5401>:2704.5円(-88円)
大幅続伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3380円から3610円に引き上げている。下期以降は生産回復や輸出市況改善の業績寄与に加えてベース値上げの進展で収益改善が加速するとみている。ファンダメンタルズの大幅な改善は業績へ反映されておらず、市場はグローバルな鋼材需給改善という構造変化を過小評価していると指摘。経常利益は今期3365億円、来期4011億円に上方修正。
Fブラザーズ<3454>:1007円(-104円)
大幅反落で下落率トップ。前日に17年11月期の業績予想を修正、売上高は上方修正したものの、営業利益は従来の41.1億円から33.1億円に引き下げ。期中に売却した不動産投資案件のなかに、来期以降売却予定だった利益率が低い不動産投資案件があった一方、期中に売却を予定していた利益率が高い案件の売却時期が来期にずれ込む見通しとなったようだ。ここまで高い収益成長が続いていただけに、減益転落が嫌気される。
三越伊勢丹<3099>:1277円(+63円)
大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「売り」から「中立」、目標株価も950円から1100円に引き上げている。ショートカバーの動きなどにつながっているとみられる。直近の株価調整によって、リストラ案を反映させると下値余地は限定的になるとの判断のようだ。今後3年間で計画通りの員削減を業績予想に反映、今期以降の営業利益を従来より順に、7%、8%、23%上方修正しているようだ。
日清紡HD<3105>:1553円(+166円)
大幅続伸。前日に発表した自己株式の取得実施発表を好感、今後の需給改善期待へとつながっている。発行済み株式総数の8.59%に当たる1500万株、200億円を取得上限としており、取得期間は12月5日から来年3月22日まで。株主還元および資本効率の向上と成長戦略実現に向けた機動的な資本政策を遂行することを目的としているようだ。白金を使わない燃料電池用触媒を実用化と報じられ急騰した際の9月高値を更新。
ジンズメイト<7448>:1014円(+147円)
大幅続伸。8月25日の高値927円を上回って年初来高値を更新、1000円の大台乗せを果たしている。来週放送のテレビ経済番組で同社が取り上げられることが期待材料となっているもよう。「結果を出す“達人”」としてライザップグループが取り上げられ、ライザップによって改革が推し進められている同社が紹介されるようだ。客数増加につながるような展開を期待する動きが優勢となっている。
セゾン情報<9640>:2150円(+99円)
一時急伸。18年3月期の純利益見通しの上方修正を発表。システムオペレーション事業の子会社株式譲渡にともなう特別利益計上を要因として、従来の26億円から40億円に引き上げ。一過性要因ではあるが、修正幅の大きさをポジティブ視する向きもあるようだ。また、カードシステム事業においてシステム開発及び情報処理サービス等が引き続き堅調に推移しているとされ、据え置いた業績予想への期待感も意識されているもよう。
ロードスター<3482>:3515円(+95円)
一時急伸し前日比400円高の3820円まで上昇。17年12月期の通期予想の上方修正を発表。売上高は66.34億円から77.13億円まで引き上げ、営業利益は12.88億円から12.91億円に増額している。コーポレートファンディング事業において販売予定物件を変更したことが背景に。利益面では小幅な修正となっているものの、改めて成長期待が高まる展開となっているようだ。
東和フード<3329>:1799円(+34円)
買い優勢。17年5-10月期の単独経常利益は、前年同期比4割増の3億円強になったもようだとの業績観測が報じられており、ポジティブ視されているようだ。主力の高級喫茶店「椿屋珈琲店」では、「金のチーズケーキ」といった季節メニューが人気となり好調を支えた他、メニューを改定したレストラン業態の客足も伸びたもよう。なお、本日上期決算を発表する予定となっている。
<DM>