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エイジア Research Memo(3):アプリケーション事業、コンサルティング事業ともに好調に推移

注目トピックス 日本株
■業績動向

1. 2018年3月期第2四半期累計の業績概要
エイジア<2352>の2018年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比20.2%増の717百万円、営業利益が同39.3%増の150百万円、経常利益が同40.5%増の156百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同41.4%増の97百万円といずれも期初会社計画を上回り、半期ベースで過去最高業績を更新した。企業の情報化投資拡大を追い風に、主力のアプリケーション事業やコンサルティング事業がそろって2ケタ増収と好調に推移したことが主因だ。利益面では、増収効果に加えてパッケージ版で利益率の高い案件の売上計上があったことが増益要因となり、営業利益率では前年同期比2.8ポイント上昇した。

期初会社計画比で見ると、売上高はコンサルティング事業で計画比49.9%増となったことが上振れ要因となった。2017年3月期下期から継続している大型のWeb制作案件が高水準で推移したことや、新規コンサルティング案件を獲得したことによる。また、営業利益では労働生産性が向上したことで人件費が期初計画よりも抑えられたこと、並びに販促施策を見直し広告宣伝費を効率化できたことが増額要因となった。当期の人員採用計画では新卒で7名、中途採用で7名を予定していたが、業務の標準化に取り組んだことや若手社員の成長により、中途採用に関しては4名で賄えることとなったため、残り3名については未実施とした。

トピックスとして、2017年8月に「WEBCAS」シリーズの導入企業が累計で4,000社を突破したことが注目される。2016年8月に3,000社を突破してほぼ1年で1,000社が導入したことになる。2,500社に到達したのが2015年5月で、そこから3,000社に到達するのに1年3ヶ月かかったことからすると、導入ペースが2倍以上に加速化していることがわかる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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