エイジア Research Memo(10):配当性向30%前後を目安とし、収益成長とともに増配を目指す
[17/12/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
エイジア<2352>は株主還元策として配当を実施している。配当政策に関しては「新規事業投資や研究開発投資などに必要な内部留保を行いつつ、安定的な配当を行っていく」ことを基本方針とし、配当性向で30%程度の水準を目安としている。2017年4月1日に1:2の株式分割を実施しており、2018年3月期の1株当たり配当金は実質3.0円増配の15.5円(配当性向27.8%)を予定しており、今後も収益拡大に合わせて増配を続けていきたい考えだ。仮に中期経営計画どおりに業績が達成し、株式数も変わらないとすれば、2020年3月期の1株当たり配当金は配当性向30%で24円程度まで向上することになる。
■情報セキュリティ対策
同社は情報セキュリティ対策について、アプリケーション、インフラシステム、マネジメントシステムと3レイヤーに分けて対策を行っている。アプリケーションレベルでは脆弱性対策やウイルス対策、ネット上での暗号キーの活用などを実施している。インフラシステムに関しては、社内システムと外部との接点においてファイアウォールの構築や、監視システムを導入するなどの対策を実施している。
また、マネジメントレベルでは、情報管理担当責任者を1名配置し、情報漏えいリスクに対してのチェックを行っている。また、顧客情報等の情報漏えいによる損害賠償リスクに備えるため、情報漏えい保険(保険金額で最大10億円)にも加入している。今までは月額利用料の1年分を保険金額の上限目安として加入していたが、大手顧客の要請により保険金額を引き上げた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
エイジア<2352>は株主還元策として配当を実施している。配当政策に関しては「新規事業投資や研究開発投資などに必要な内部留保を行いつつ、安定的な配当を行っていく」ことを基本方針とし、配当性向で30%程度の水準を目安としている。2017年4月1日に1:2の株式分割を実施しており、2018年3月期の1株当たり配当金は実質3.0円増配の15.5円(配当性向27.8%)を予定しており、今後も収益拡大に合わせて増配を続けていきたい考えだ。仮に中期経営計画どおりに業績が達成し、株式数も変わらないとすれば、2020年3月期の1株当たり配当金は配当性向30%で24円程度まで向上することになる。
■情報セキュリティ対策
同社は情報セキュリティ対策について、アプリケーション、インフラシステム、マネジメントシステムと3レイヤーに分けて対策を行っている。アプリケーションレベルでは脆弱性対策やウイルス対策、ネット上での暗号キーの活用などを実施している。インフラシステムに関しては、社内システムと外部との接点においてファイアウォールの構築や、監視システムを導入するなどの対策を実施している。
また、マネジメントレベルでは、情報管理担当責任者を1名配置し、情報漏えいリスクに対してのチェックを行っている。また、顧客情報等の情報漏えいによる損害賠償リスクに備えるため、情報漏えい保険(保険金額で最大10億円)にも加入している。今までは月額利用料の1年分を保険金額の上限目安として加入していたが、大手顧客の要請により保険金額を引き上げた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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