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神戸物産---17/10期は営業利益が23.4%増、業務スーパー事業が堅調

注目トピックス 日本株
神戸物産<3038>は15日、2017年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.1%増の2,515.03億円、営業利益が同23.4%増の146.06億円、経常利益が同80.8%増の157.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同83.0%増の83.46億円となった。

業務スーパー事業は、45店舗の出店、12店舗の退店の結果、純増33店舗で総店舗数は780店舗となった。出店に関しては九州地方に積極的な出店を計画すると同時に、営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等をFCオーナーに勧めている。また、既存店舗の活性化、顧客ニーズに対応したPB商品の開発、及び自社輸入商品の増強等、多角的な販売施策を講じ、リピーター及び新規顧客の獲得に努めた。

神戸クック事業は、「神戸クック・ワールドビュッフェ」の総店舗数は全国で16店舗、「Green's K」の総店舗数は全国で9店舗、「Green's K 鉄板ビュッフェ」の総店舗数は全国で2店舗となった。不採算店舗の閉店を進めたことで退店数が出店数を上回り、総店舗数が減少した。

クックイノベンチャー事業は、商品提供への取り組み強化に併せ、ブランド力が高い業態はその知名度を活かしつつ、店舗改装やメニューのブラッシュアップなどの業態改善とそのFC加盟開発の強化、新業態の開発に努めた。

エコ再生エネルギー事業は、太陽光発電事業において、2017年10月末現在、計13か所で約15.9MWを発電している。

2018年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の2,650億円、営業利益が同2.7%増の150億円、経常利益が同6.2%減の148億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.0%増の96億円を見込んでいる。なお、経常利益予想について、2017年10月期に発生した為替変動によるデリバティブ評価益等、約12.5億円分を見込んでいないため減益予想となっているが、実質的には1.9%程度の成長を見込んでいる。



<TN>

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