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シュッピン Research Memo(1):『SYUPPINファン』づくりが順調に進捗

注目トピックス 日本株
■要約

シュッピン<3179>はカメラや高級時計など「価値あるもの」に特化したEC(eコマース)企業。中古品と新品のそれぞれのニーズの違いや商品特性の違いを生かし、中古品と新品が相互に刺激し合って新品・中古両方の売上拡大していくポジティブスパイラルの流れを創ることに成功して、業容を急拡大させている。

1. 大幅増収増益の好決算。7月−9月期は四半期ベース業績の過去最高を更新
同社の2018年3月期第2四半期決算は、売上高14,435百万円(前年同期比29.3%増)、営業利益736百万円(同55.8%増)と大幅増収増益で着地した。主力のカメラ事業が買取の増加が売上増を呼び込む好循環に入って順調に伸長したのに加え、時計事業では積極的な在庫戦略や購買単価上昇もあって大幅増収となり、業績を押し上げた。販管費の対売上高比率は低下が続いており、結果的に営業利益の伸びが加速した。

2. 成長戦略においては、売上高の拡大を貪欲に狙うステージにコマを進めた
同社の成長の施策は、その事業モデルの特長に合わせて、論理的かつ段階的に進められてきたことが今日の成功につながっているというのが弊社の評価だ。中古品買取強化という基盤作りが完了したことで、同社はいよいよ売上高の拡大に本格的に取り組むステージに入った状況にある。売上高拡大のための様々な施策の中で、One-To-Oneマーケティングと「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」の2つが特に注目すべき施策で、弊社では非常に大きな効果が期待できると考えている。

3. 2018年3月期通期は、諸施策の進捗とともに、業績面での上振れの度合いに注目
2018年3月期通期について同社は、売上高28,429百万円(前期比13.7%増)、営業利益1,402百万円(同27.8%)を予想している。弊社では2018年3月期見通しについて、現在の会社予想は控え目に過ぎ、これを上回って着地する可能性が高いと考えている。同社の事業は年末年始を含む下半期が需要期に当たるため、今下期業績が上期対比で増収増益となる可能性と高いとみていることが理由だ。上振れかどうかではなく、上振れの度合いが注目点と考えている。

■Key Points
・Phase 2のパーソナルリクエストは想定以上の効果。Phase 3のパーソナルレコメンドにも期待が高まる
・“エビフォト”は購入後にカメラを楽しむ“場”。カメラの楽しみを売上増につなげる舞台装置
・現在の会社予想は控え目で、上振れか否かではなく、上振れ度合いが焦点に

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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