ケアネット<2150>、国内No.1の臨床医学教育メディアの強みが、業績の成長を加速させる
[17/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ケアネット<2150>の事業セグメントは、医師向けの医療コンテンツサービスと、製薬企業向けの医薬営業支援サービスの2事業で構成されており、事業セグメント別構成比で見ると売上高、利益ともに8割強が医薬営業支援サービスで占められています。
2017年7月末の登録医師会員数は、医師数全体の約4割となる13万6000人をカバーしており、「CareNeTV」の有料会員数は4225名超と、年間300〜400人ペースで順調に拡大しています。
■事業内容
・医師向けの医療コンテンツサービスでは、
医師・医療従事者向けに、医療と医薬のコンテンツ「ケアネット・ドットコム」や、医療教育動画サイト「CareNeTV」、販売数30万枚を超える医学出版界最大の医学映像DVD教材「ケアネットDVD」などを展開しています。
・製薬企業向けの医薬営業支援サービスでは、
製薬企業に対して、医薬品の営業・マーケティング活動を支援するサービスを提供しています。
従来、製薬企業は、MR(医薬情報提供者)を通じて医師に対し医薬情報の提供を行っていますが、医師の多忙さ、病院への営業訪問規制などにより情報提供活動が難しくなってきています。また、医薬品の販売および新薬開発競争の激化、医療費抑制策としての薬価引き下げ、ジェネリック医薬品の使用促進などにより、事業環境も厳しさを増しています。
そこで、同社の「MRPlus®」では、製薬企業の医薬情報(病態、作用機序・メカニズム、効果効能安全性、診断・治療法など)を動画と音声によるストーリー形式のコンテンツで医師に配信し、視聴した医師の反応を製薬企業にフィードバックし、付随するナビゲーションを提供しています。
2016年に開始した、臨床医学動画メディア「MEDuLiTe」を活用したサービスも外資系製薬企業数社から受注を獲得し、収益増に寄与しています。
日本では、今後5年間で200品以上の医薬品が上市されるといわれており、今後も医師向け教育動画サービスの需要は本格的な需要拡大が見込まれます。
■業績面
医薬営業支援サービスが継続して好調とのことで、11月13日に通期予想を上方修正しています。
従来予想からの増益率は、売上高は17%増、営業利益は57.4%増、経常利益は59.3%増、当期純利益は65.3%増、引き上げています。
上方修正後の17年12月期通期業績は、売上高は27億5000万円(前期比25.2%増)、営業利益は3億7000万円(同、90.6%増)、経常利益は3億7000万円(同、87%増)、当期純利益は2億9900万円(同、89.2%増)と大幅増収・増益の見込みです。
昨年、2016年も2桁増収増益で着地しており、成長が加速しています。
ちなみに、第3四半期の経常利益は、前年同期比約10.5倍の3億2000万円で着地し、通期に対する進捗率は86.5%と高進捗で、さらなる業績の上ブレが期待されます。
■株主還元
1株当たりの年間配当は6円と、前期比実質4円の増配を予定しています。
9月30日を基準日とした1:2の株式分割や、自社株買いの実施など、株主還元策に積極な点も評価ポイントです。
■中期経営ビジョン
2016年3月に発表した中期経営ビジョンでの経営数値目標は、2019年12月期に売上高で35億円を目指しています。
<TM>
2017年7月末の登録医師会員数は、医師数全体の約4割となる13万6000人をカバーしており、「CareNeTV」の有料会員数は4225名超と、年間300〜400人ペースで順調に拡大しています。
■事業内容
・医師向けの医療コンテンツサービスでは、
医師・医療従事者向けに、医療と医薬のコンテンツ「ケアネット・ドットコム」や、医療教育動画サイト「CareNeTV」、販売数30万枚を超える医学出版界最大の医学映像DVD教材「ケアネットDVD」などを展開しています。
・製薬企業向けの医薬営業支援サービスでは、
製薬企業に対して、医薬品の営業・マーケティング活動を支援するサービスを提供しています。
従来、製薬企業は、MR(医薬情報提供者)を通じて医師に対し医薬情報の提供を行っていますが、医師の多忙さ、病院への営業訪問規制などにより情報提供活動が難しくなってきています。また、医薬品の販売および新薬開発競争の激化、医療費抑制策としての薬価引き下げ、ジェネリック医薬品の使用促進などにより、事業環境も厳しさを増しています。
そこで、同社の「MRPlus®」では、製薬企業の医薬情報(病態、作用機序・メカニズム、効果効能安全性、診断・治療法など)を動画と音声によるストーリー形式のコンテンツで医師に配信し、視聴した医師の反応を製薬企業にフィードバックし、付随するナビゲーションを提供しています。
2016年に開始した、臨床医学動画メディア「MEDuLiTe」を活用したサービスも外資系製薬企業数社から受注を獲得し、収益増に寄与しています。
日本では、今後5年間で200品以上の医薬品が上市されるといわれており、今後も医師向け教育動画サービスの需要は本格的な需要拡大が見込まれます。
■業績面
医薬営業支援サービスが継続して好調とのことで、11月13日に通期予想を上方修正しています。
従来予想からの増益率は、売上高は17%増、営業利益は57.4%増、経常利益は59.3%増、当期純利益は65.3%増、引き上げています。
上方修正後の17年12月期通期業績は、売上高は27億5000万円(前期比25.2%増)、営業利益は3億7000万円(同、90.6%増)、経常利益は3億7000万円(同、87%増)、当期純利益は2億9900万円(同、89.2%増)と大幅増収・増益の見込みです。
昨年、2016年も2桁増収増益で着地しており、成長が加速しています。
ちなみに、第3四半期の経常利益は、前年同期比約10.5倍の3億2000万円で着地し、通期に対する進捗率は86.5%と高進捗で、さらなる業績の上ブレが期待されます。
■株主還元
1株当たりの年間配当は6円と、前期比実質4円の増配を予定しています。
9月30日を基準日とした1:2の株式分割や、自社株買いの実施など、株主還元策に積極な点も評価ポイントです。
■中期経営ビジョン
2016年3月に発表した中期経営ビジョンでの経営数値目標は、2019年12月期に売上高で35億円を目指しています。
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