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日本トリム---3Qは営業利益が15.41億円、整水器販売事業で一括購入事例が増加

注目トピックス 日本株
日本トリム<6788>は30日、2018年3月期第3四半期(2017年4〜12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.8%減の105.21億円、営業利益が同34.1%減の15.41億円、経常利益が同28.5%減の16.48億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同33.1%減の10.27億円となった。

ウォーターヘルスケア事業では、整水器販売事業の国内事業は、職域販売部門において、自動車ディーラーでの44台の購入を始め、企業による一括購入事例が増えてきている。店頭催事販売は、派遣会社を活用した販売員の若返りをはかり、徐々に好循環に戻っている。卸・OEM部門は、既存取引先の販売支援強化に取り組んでいる。ストックビジネスである浄水カートリッジ販売は、順調に伸長している。海外事業は、海外での整水器販売で中国・ベトナムとの大口取引が開始した

農業関連事業は、「還元野菜®」の本格事業化と「還元野菜整水器」の普及拡大に向けて取り組んでいる。

医療関連事業では、先進医療関連事業は、民間さい帯血バンクを運営する株式会社ステムセル研究所において、厚生労働省健康局の調査により保管数国内シェアが約99%(年間新規保管ベース)である事が公表された。

電解水透析事業は、東北大学との5年間の予後調査結果を、英国科学誌「Scientific Reports」に論文発表し、営業展開を強化している。

中国における病院事業は、北京市における第一号病院が本年3月には開業する見込み。現在、多施設展開にむけて候補物件の選定も進めているが、今期の業績予想には織り込んでいない。

2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比7.7%減の140.80億円、営業利益が同35.8%減の18.80億円、経常利益が同32.9%減の19.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.0%増の12.40億円とする10月26日に公表した業績予想を据え置いている。


<MW>

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