タナベ経営 Research Memo(6):配当性向は60%を目安に増配を目指す方針
[18/01/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
株主還元策として、タナベ経営<9644>では配当金と株主優待制度を導入している。配当金に関しては配当性向60%を目安に、業績等を勘案(特殊要因は除く)しながら検討していくとしている。2018年3月期は前期比1.0円増配の41.0円(配当性向55.1%)と6期連続の増配を予定しており、今後も収益拡大が続けば増配を続けていく意向だ。
また、株主優待制度として毎年9月末時点の株主に対してオリジナル手帳「ブルーダイアリー」を1冊(3,000円相当)贈呈している。2018年1月30日の株価水準(1,796円)を基準にすると、配当利回りは約2.3%、株主優待も含めると約4%の投資利回りとなる。
■情報セキュリティ対策
同社はインターネットを使って各会員サービスや提携先金融機関等に対し、各種の経営情報を提供している。情報セキュリティ対策として、想定されるシステム障害に対して、ファイアウォール等による外部アクセス制御や監視・認証機能の強化、ウイルスチェック、データのバックアップ、ミラーサーバーの構築などの対応策と障害時の復旧体制を講じている。また、顧客情報管理についても、情報漏えい防止策として社内の情報管理体制をハードウェア、ソフトウェア両面から厳しく整備すると同時に、社員への啓発、意識向上の活動にも取り組んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
株主還元策として、タナベ経営<9644>では配当金と株主優待制度を導入している。配当金に関しては配当性向60%を目安に、業績等を勘案(特殊要因は除く)しながら検討していくとしている。2018年3月期は前期比1.0円増配の41.0円(配当性向55.1%)と6期連続の増配を予定しており、今後も収益拡大が続けば増配を続けていく意向だ。
また、株主優待制度として毎年9月末時点の株主に対してオリジナル手帳「ブルーダイアリー」を1冊(3,000円相当)贈呈している。2018年1月30日の株価水準(1,796円)を基準にすると、配当利回りは約2.3%、株主優待も含めると約4%の投資利回りとなる。
■情報セキュリティ対策
同社はインターネットを使って各会員サービスや提携先金融機関等に対し、各種の経営情報を提供している。情報セキュリティ対策として、想定されるシステム障害に対して、ファイアウォール等による外部アクセス制御や監視・認証機能の強化、ウイルスチェック、データのバックアップ、ミラーサーバーの構築などの対応策と障害時の復旧体制を講じている。また、顧客情報管理についても、情報漏えい防止策として社内の情報管理体制をハードウェア、ソフトウェア両面から厳しく整備すると同時に、社員への啓発、意識向上の活動にも取り組んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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