ハイパー Research Memo(7):Windows XP特需の反動減は終わった
[18/02/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
2. 2017年12月期第3四半期の業績動向
ハイパー<3054>の2017年12月期第3四半期の業績は、売上高16,771百万円(前年同期比15.6%増)、営業利益227百万円(同64.1%増)、経常利益229百万円(同69.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益144百万円(同95.9%増)となった。コンピュータ販売業界では、2017年12月期は期初からWindows XP特需の反動減が終息して買い替え需要が発生、法人向けのパソコン出荷台数は増加傾向で推移した。このような環境下で、同社は特徴である在庫販売を積極的に活用し、小口・低価格・即納の強みを生かした販売に注力したほか、業容拡大や事業基盤強化のためM&Aを行った。
事業別では、情報機器販売事業が売上高11,059百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益186百万円(同130.6%増)となった。法人向けパソコン市場での買い替え需要発生により、同社の販売台数も堅調に推移、一方で在庫販売を強化して粗利の確保に努めた。アスクルエージェント事業は、既存取引先の稼働促進や新規取引先の拡大が順調に推移したものの、将来の積極展開に向けた先行費用が増加、売上高は5,693百万円(同19.3%増)、営業利益は51百万円(同29.3%減)となった。なお、同社はその他事業として、放課後等デイサービス事業を2施設運営、徐々に利用者数が増加しているが、売上高18百万円(同1006.9%増)、営業損失9百万円(前年同期は14百万円の損失)と業績への影響はわずかである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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2. 2017年12月期第3四半期の業績動向
ハイパー<3054>の2017年12月期第3四半期の業績は、売上高16,771百万円(前年同期比15.6%増)、営業利益227百万円(同64.1%増)、経常利益229百万円(同69.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益144百万円(同95.9%増)となった。コンピュータ販売業界では、2017年12月期は期初からWindows XP特需の反動減が終息して買い替え需要が発生、法人向けのパソコン出荷台数は増加傾向で推移した。このような環境下で、同社は特徴である在庫販売を積極的に活用し、小口・低価格・即納の強みを生かした販売に注力したほか、業容拡大や事業基盤強化のためM&Aを行った。
事業別では、情報機器販売事業が売上高11,059百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益186百万円(同130.6%増)となった。法人向けパソコン市場での買い替え需要発生により、同社の販売台数も堅調に推移、一方で在庫販売を強化して粗利の確保に努めた。アスクルエージェント事業は、既存取引先の稼働促進や新規取引先の拡大が順調に推移したものの、将来の積極展開に向けた先行費用が増加、売上高は5,693百万円(同19.3%増)、営業利益は51百万円(同29.3%減)となった。なお、同社はその他事業として、放課後等デイサービス事業を2施設運営、徐々に利用者数が増加しているが、売上高18百万円(同1006.9%増)、営業損失9百万円(前年同期は14百万円の損失)と業績への影響はわずかである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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