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ダイキアクシス---17/12期は営業利益が22.8%増、18/12期はインフラビジネスを加速させる

注目トピックス 日本株
ダイキアクシス<4245>は14日、2017年12月期(2017年1〜12月)連結決算を発表した。売上高が前期比2.3%増の335.61億円、営業利益が同22.8%増の11.43億円、経常利益が同18.2%増の13.42億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.8%増の7.44億円となった。

環境機器関連事業は、浄化槽排水処理システムは前年同期と比べ微増ではあったが、その中で特に注力する海外売上高については大型案件の完成により前年同期より大幅に増加した。ストックビジネスとして拡大に努めたメンテナンス事業は前年同期と比べ微増となり、上水事業エスコ収入については供給開始先の増加(当連結会計年度78件、前年度比純増8件)により、前年度と比べ増加した。


住宅機器関連事業では、建設関連業者売上は全般的に顧客開拓を推進しており、前年同期と比べ微増となった。また、ホームセンターリテール商材は対象店舗の増加等により前年同期と比べ微増となった。住機部門工事は前年度計上した店舗新築工事が当年度は発生しなかったことから大幅に減少した。

その他事業では、クリクラ事業は販売エリアを拡大したこともあり前年同期と比べ微増となった。BDF関連事業にはBDFプラントの販売がなかったために前年同期と比べ大幅に減少した。小形風力発電機関連事業、前年同期は研究開発受託にかかる売上を計上したものの当連結会計年度は同程度をカバーする販売実績を計上することができず大幅に減少した。

2018年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比6.1%増の356.00億円、営業利益が同18.0%増の13.50億円、経常利益が同11.7%増の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.4%増の10.00億円を見込んでいる。
2018年は再生可能エネルギー分野でホームセンター最大手のDCMホールディングスの屋根を賃借し、太陽光発電による売電事業を本格化する考えだ。太陽光発電による売電事業への取り組みは、安定収益確保はもとより、ESGへの取り組みの一環として環境インフラの改善を図ることができる。ESGという視点からのこれらの取り組みは、今後、同社を見ていく上で注目ポイントのひとつとなるだろう。



<TN>

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