【実況!決算説明会】ユーザベース<3966>---2017年12月期決算(2017年1-12月期)(6/11)
[18/02/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
このコンテンツは、ユーザベース<3966>の2017年12月期(2017年1-12月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。11本に分けたコンテンツの6本目です。
進行役:
それではこれより、質疑応答の時間に移らせていただきます。
質問のある方は挙手にてお願いいたします。
質問者1:
2点、お願いできますでしょうか。
1点目は今期の投資についてお願いいたします。新規ビジネスと米国版NewsPicksに投資されるということですが、具体的な内容と、1Qから平準的に出ていくのか。それとも上期と下期で季節性があらわれるのか。そういったイメージがあれば教えていただけますでしょうか。
梅田:
NewsPicksの米国版から説明をいたします。
こちらに関しまして、日本でNewsPicksを始めたときも、先ほどご説明した通り赤字を一定規模出して、そこから収益化していきました。その最大の理由としては、マネタイズの前にまずはしっかりとユーザーを獲得し、コミュニティをつくることが大切だからです。
米国でも同じように今年はまず、ユーザー獲得と、コミュニティづくりに投資をいたします。そのためにもまずは、米国でも優秀な人材を集めていくことが、私が一番コミットしなければいけないことだと思っております。この人材のコストが1つ目となります。
2つ目はマーケティング費用になります。これは下期にかかって上がってくような形を想定していただければと思いますが、年に均すと、先ほどご説明した金額になってまいります。
FORCASとentrepediaは佐久間の方から説明いたします。
株式会社ジャパンベンチャーリサーチ及び株式会社FORCAS 代表取締役 佐久間衡(以下、佐久間):
FORCASとentrepediaの費用に関しては、最も大きいのは人件費です。ですので費用の出方としては、いきなり最初に全員を採用することはしないので、一年の期間に渡って順次採用していく、そこで費用が積みあがっていくと理解いただくのが良いかと思います。
質問者1:
ありがとうございました。もう1点目がSPEEDAの海外展開についてお伺いしたいのですが、Factivaについてご説明いただいたかと思うんですけれども、ロイターが金融データベース事業の株式をブラックストーンに売却したり再編の動きもあられるかと思うのですが、グローバルで見たときの御社の今のポジションと、今後アカウントをどう伸ばしていくかについても教えていただけることがあれば、よろしくお願いいたします。
SPEEDA事業担当執行役員 太田智之(以下、太田):
SPEEDA の海外事業をどう伸ばしていくのかという質問かと思いますので、その視点でお答えいたします。
SPEEDAは日本では2009年からサービスを始めて、海外は2013年に始めました。国内もそうでしたが、SPEEDA事業が一番馴染みやすく、早く入れるマーケットはプロフェッショナル・ファームと我々が呼んでいる、コンサルティング会社、証券会社、銀行等です。海外事業では、こういった日々アドバイザリー業務をされている方々をこれまで注力先としてきました。
今後もプロフェッショナルファームはもちろん注力していきますが、より大きなマーケットが、事業会社に広がっています。
SPEEDAの日本事業も同様ですが、まずプロフェッショナル・マーケットからユーザーを開拓し、次に事業会社のユーザーが広がってきました。IDベースでいくと、日本事業ではプロフェッショナルファームと事業会社の割合がほぼ半々になってきております。これは社数ではなく、IDベースです。そのくらい、国内においては事業会社が売上の成長をけん引しています。
海外においても、プロフェッショナル・マーケットへの一定の基盤は作りました。この基盤を使いながら、今後事業会社に本格展開していきます。事業会社の方々は、SPEEDAの利用頻度はプロフェッショナル・ファームよりも若干下がりますが、一方で事業をやる上で様々な局面で情報を欲しています。そのための布石として、Dow Jonesと提携して世界中のニュースを大幅拡充します。日々の経済動向を理解する一番の手段はニュースになります。これをSPEEDA内に拡充することによって、海外においても事業会社向けに今後攻めていける、それが成長をけん引していくと考えています。
(7/11)に続く
<FA>
進行役:
それではこれより、質疑応答の時間に移らせていただきます。
質問のある方は挙手にてお願いいたします。
質問者1:
2点、お願いできますでしょうか。
1点目は今期の投資についてお願いいたします。新規ビジネスと米国版NewsPicksに投資されるということですが、具体的な内容と、1Qから平準的に出ていくのか。それとも上期と下期で季節性があらわれるのか。そういったイメージがあれば教えていただけますでしょうか。
梅田:
NewsPicksの米国版から説明をいたします。
こちらに関しまして、日本でNewsPicksを始めたときも、先ほどご説明した通り赤字を一定規模出して、そこから収益化していきました。その最大の理由としては、マネタイズの前にまずはしっかりとユーザーを獲得し、コミュニティをつくることが大切だからです。
米国でも同じように今年はまず、ユーザー獲得と、コミュニティづくりに投資をいたします。そのためにもまずは、米国でも優秀な人材を集めていくことが、私が一番コミットしなければいけないことだと思っております。この人材のコストが1つ目となります。
2つ目はマーケティング費用になります。これは下期にかかって上がってくような形を想定していただければと思いますが、年に均すと、先ほどご説明した金額になってまいります。
FORCASとentrepediaは佐久間の方から説明いたします。
株式会社ジャパンベンチャーリサーチ及び株式会社FORCAS 代表取締役 佐久間衡(以下、佐久間):
FORCASとentrepediaの費用に関しては、最も大きいのは人件費です。ですので費用の出方としては、いきなり最初に全員を採用することはしないので、一年の期間に渡って順次採用していく、そこで費用が積みあがっていくと理解いただくのが良いかと思います。
質問者1:
ありがとうございました。もう1点目がSPEEDAの海外展開についてお伺いしたいのですが、Factivaについてご説明いただいたかと思うんですけれども、ロイターが金融データベース事業の株式をブラックストーンに売却したり再編の動きもあられるかと思うのですが、グローバルで見たときの御社の今のポジションと、今後アカウントをどう伸ばしていくかについても教えていただけることがあれば、よろしくお願いいたします。
SPEEDA事業担当執行役員 太田智之(以下、太田):
SPEEDA の海外事業をどう伸ばしていくのかという質問かと思いますので、その視点でお答えいたします。
SPEEDAは日本では2009年からサービスを始めて、海外は2013年に始めました。国内もそうでしたが、SPEEDA事業が一番馴染みやすく、早く入れるマーケットはプロフェッショナル・ファームと我々が呼んでいる、コンサルティング会社、証券会社、銀行等です。海外事業では、こういった日々アドバイザリー業務をされている方々をこれまで注力先としてきました。
今後もプロフェッショナルファームはもちろん注力していきますが、より大きなマーケットが、事業会社に広がっています。
SPEEDAの日本事業も同様ですが、まずプロフェッショナル・マーケットからユーザーを開拓し、次に事業会社のユーザーが広がってきました。IDベースでいくと、日本事業ではプロフェッショナルファームと事業会社の割合がほぼ半々になってきております。これは社数ではなく、IDベースです。そのくらい、国内においては事業会社が売上の成長をけん引しています。
海外においても、プロフェッショナル・マーケットへの一定の基盤は作りました。この基盤を使いながら、今後事業会社に本格展開していきます。事業会社の方々は、SPEEDAの利用頻度はプロフェッショナル・ファームよりも若干下がりますが、一方で事業をやる上で様々な局面で情報を欲しています。そのための布石として、Dow Jonesと提携して世界中のニュースを大幅拡充します。日々の経済動向を理解する一番の手段はニュースになります。これをSPEEDA内に拡充することによって、海外においても事業会社向けに今後攻めていける、それが成長をけん引していくと考えています。
(7/11)に続く
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