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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---通期決算(2017年1-12月期)(5/6)

注目トピックス 日本株
このコンテンツは、マイネット<3928>の2017年12月期(2017年1-12月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。6本に分けたコンテンツの5本目です。


では、ここから今後2018年から始まる年商500億円のメガベンチャーに向かう戦略についてのお話をさせていただきます。
まず構造図です。現在のマイネットの経営戦略、この通りになっております。
逆三角形の構造、まず一番根幹に、100年成長する会社として、これからも変わることなく、持ち続けるという理念とビジョンがございます。
「会いたいときに会いたい人に会える社会の実現」という経営理念、「「オンラインサービスの100年企業」という経営ビジョンを実現していく。これはこれまでも変わらずそしてこれからもちろん変わることがない根幹になる考え方、哲学です。
続いて企業戦略。こちらについては当社の中で、ずっと持ち続けてきたものでございますが、今回初めて皆様と共有をさせていただくものになります。
オンライン三原則。そして組織戦略、事業戦略、新規事業。こちらのレイヤーについては特に2018年からの中期、重点的なものとして行って参ります。



まず理念・ビジョン。「会いたいときに会いたい人に会える社会の実現」。この会うということはですね、社会がオンライン化していく中において、オンラインで会う、オフラインで会う。いずれも内包する概念でございます。今この瞬間皆様とは、オフラインでお会いさせていただいております。画面の向こうの皆様とは、オンラインでお会いさせていただいております。いずれに向けても私皆様とお会いをして、このマイネットという会社が何たる想いを持って、何たる状態にあるのかというのをお話しするということをやっております。この会うということによって生まれる共感とか、共鳴とか、刺激とか感謝とかいった人の中に生まれてくる感情ですね、この感情というのは、100年先においても人にとって最も大切なものであり続けるというのを我々は信念として持っております。この理念を実現する事業、サービスを提供し続けていく。そして100年成長する会社になるというのが当社の創業の時からの変わらぬ哲学です。そして経営ビジョン。オンラインサービスの100年企業。
我々が100年成長する会社であり続けるために、この21世紀の間ずっと変化・進化し続ける事業ドメインを選定する必要があります。我々はそれをインターネット、ここに定めて参りました。21世紀の100年間、社会はオンライン化し続けます。そして、その進化は決して戻ることのない不可逆な進化です。今現在皆さんは、スマートフォンを当たり前のようにお持ちで、ある種、常時接続で人とつながれる状態をすでに手にしていらっしゃいます。ですが10年前はどうでしたでしょうか。全くそうでなかったです。今現在皆さん常時接続ですが、何かかまぼこ板のような板を持ち歩きながらの状態ですね。10年後はどうでしょうか。そんなことをしている人がいるでしょうか、まずいないですね。間違いなくここから数年後にARグラスによる皆さんの体験、リアルにおける体験自体が、デジタルで拡張されて、もちろんそれはオンラインでサービス提供されていく時代がすぐに参ります。そして10年20年という時間の中ではブレインインプラントのネットワークというものが当たり前のものになること、これも間違いありません。こうしてどんどんと社会はオンライン化していくのです、人はオンライン化していくのです。変化は不可逆で変わりようのない止めようのないものなんです。その社会のオンライン化の先端で人と人を結びつける事業を提供し続ける。これがマイネットという企業体のずっと変わることないビジョンです。



オンラインサービスの100年企業たろうとする時に、当社がずっと変わらず持ち続けている事業組織の作り方、考え方、これをご紹介したいと思います。
3つございます。オンライン化社会の3原則。
『Open Architecture』『Network Effect』『Data is King』この3つです。
これは、インターネット社会、オンライン社会において、この法則にのっとって物事を進めていったらば、社会オンライン化の成長にしっかりと乗っていくことができる考え方だと考えております。
1つ目のOpen Architecture。情報やシステムの設計仕様をオープンにすることです。公開することです。そうすることによって、誰もがオープンに繋がれる状態を担保するということなんですね。インターネットの中で情報をオープンにしていると、必ずプラスアルファの情報でポジティブなフィードバックが回って参ります。これはインターネットの構造なのです。ネットワークの構造です。そして、情報をオープンにし続けられるように、しっかりと当社と繋がるための設計仕様というものを必ずオープンにし続けるということ。これを担保していく姿です。例えば当社の場合はですね、当社の運営移管はあらゆるメーカーさんが様々な言語、様々なゲームタイトルを作っていらっしゃいます。このあらゆるゲームタイプや言語に対してすべて対応できる状態というのを、社内の標準化であったり、育成であったりによって担保しております。
これが一つのOpen Architectureの示し方です。
2つ目。Network Effect。これはネットワーク効果というふうに日本語で申しますね。参加者が増えれば増えるほどネットワークの価値が高まっていく構造、これを担保することです。「例えば」で申しましたら、LINEさんなんかはすごく典型的ですよね。LINE以外にも初期に似たツールはありました。でも皆さん当然のようにLINEを選びます。なぜでしょう。これは繋がれる相手が多いから、すごくシンプルな理由なんですよね。繋がれる相手が多いネットワークの方が価値が高い。この状態を担保し続けることなんですね。例えば我々の事業の場合、当社のCroProというネットワークございます。相互送客のネットワーク、現在96社のゲームメーカー様と繋がっております。このCroProは参加企業が増えれば増えるほど集客量が増えていくという構造になっております。そのネットワーク構造、ネットワーク効果の構造の中に当社最大数36タイトルのゲームを投入しているわけですね。当然このCroProのネットワーク効果というものを最も享受できる状態に自分たちを置くということを実践しております。そして3つ目。Data is King。オンライン社会はデータの保有こそが競争力です。一つの領域の濃密なデータ、これを願わくば独占寡占の状態で、保持していること。その保有したデータを分析し、またそれをAIによってサービス化して、提供していくということですね。これがオンライン化社会において、勝利するための必須要件だと考えております。当社のゲームサービス事業は最大タイトル数のユーザー行動データを蓄積している、これは、幾度もご紹介している通りであります。このオンライン化社会の三原則、皆さんも薄々そうだなと腹落ちしていただけるところあるかと思います。ただ今の世の中全体がすべてこの構造できているわけでもございません。ただ、これから100年進んでいく中でどんどんどんどんこの原則の通りに物事は進んで参ります。そこに対して我々は明確にベットをして、事業を進めています。
我々のゲームサービス事業、タイトルをどんどん積み上げて、それをネットワークしていく、データを蓄積してそれをノウハウとして注入していく、この構造というのを最初の頃、認めてくださる方ほとんどいなかったです。しかしこの事業が進んできて、だんだんと、なるほどこのオンラインの三原則にのっとった事業の場合は成長するのだなということを今のところ、徐々に証明をさせていただいております。ここから先も変わらず、この三原則にのっとった事業展開を進めて参ります。



(6/6)に続く

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