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イグニス---ラジオNIKKEIマーケットプレス2月8日放送

注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』2月8日放送において、イグニス<3689>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

次に紹介するのは、証券コード<3689>東証マザーズ上場のイグニスです。

イグニスは、スマートフォン向けネイティブアプリの企画・開発・運営・販売等を主力としています。「コミュニティ」「ネイティブゲーム」「メディア」の3つのジャンルを事業の柱とし、ゲーム及び非ゲームの領域で独自のポジショニングを確立してきました。また、新規事業としてVRやIoTなどにも挑戦しています。

イグニスは、2017年9月期より2020年9月期までの中期経営計画をスタートしました。新たな成長軸が立ち上がってきたことから、既存事業を「コミュニティ」「ネイティブゲーム」「メディア」の3つの事業に枠組みを整理し、それぞれの維持・強化を図る一方、新たに複数の事業を順次立ち上げ、2020年にはすべて収益事業化することを目指しています。2020年9月期の目標として、売上高150億円、営業利益60億円を掲げており、新規事業で営業利益の30%を稼ぎ出す構えです。

「中期経営計画の実現を目指した事業投資の年度」と位置付けた2017年9月期の業績は、売上高が前の期と比べて0.1%減の55億7,700万円、営業利益が前の期と比べて94.3%減の8,300万円と売上高はほぼ横ばいながら大幅な減益となりました。積極的な事業投資が利益水準を引き下げたものの、期初に発表したイグニスの決算説明資料でも事業投資のことが触れられており、想定どおりの展開とみられます。売上高は、「ぼくとドラゴン」が消費税にかかる特殊要因の影響もあり、前の期と比べてで縮小したものの、オンライン恋愛・婚活サービス「with」の大幅な伸びなどにより横ばいを確保しました。一方、利益面では、新プロダクト開発や新規事業の立ち上げに伴う研究開発費のほか、「with」を中心とした広告宣伝費の増加、体制強化に伴うオフィス増床関連費用の発生等が大幅な減益を招く格好となりました。また、新規事業の立ち上げを含め、幅広い分野への事業投資を実施し、今後の成長に向けた事業基盤の構築においては一定の成果を残したものと評価できます。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30〜14:45放送



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