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シャノン---ラジオNIKKEIマーケットプレス3月1日放送

注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』3月1日放送において、シャノン<3976>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

次に紹介するのは、証券コード<3976>東証マザーズ1部上場のシャノンです。

シャノンは2000年創業のITベンチャーです。インターネットを活用したイベント・セミナーの申込受付管理システムを国内で初めて開発し、その後、企業のマーケティング業務の自動化・効率化を実現するマーケティングオートメーション分野へと展開しています。統合型マーケティング支援サービスでは2010年度以降、7年連続でトップシェアを獲得しています。2017年1月に東証マザーズ市場に上場しました。

2017年10月期の連結業績は、売上高が前の期と比べて3.4%増の15億8600万円、営業損失が4800万円となり、会社計画を下回る格好となりました。社内における人材採用・教育や販売パートナーの稼働遅れ、受注案件の期ずれ等の影響でマーケティングオートメーションサービスの顧客獲得件数が計画を下回ったことが主因です。費用面では人材投資を積極化したことで人件費が前の期と比べて6000百万円増加したほか、広告宣伝費が2100万円増加したことが減益要因となりました。また、特別損失としてソフトウェア資産を中心に2億4000万円の減損損失を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失は3億2600万円となりました。

2018年10月期の連結業績は、売上高が前の期と比べて21.9%増の19億3400万円、営業利益が900万円と増収増益を見込みます。積極的な人材採用により人件費が前の期と比べて1億8000万円増加するものの、マーケティングオートメーションサービスの増収効果や減価償却費用の減少で吸収します。マーケティングオートメーションサービスについては前期に採用した社員が戦力化してきており、契約獲得件数の増加ペースも前第4四半期から加速化して、今期はこの勢いが続くと見ています。

マーケティングオートメーションサービスは企業のデジタルマーケティング戦略の強化を背景にここ数年で立ち上がった市場だが、まだ企業の導入率は低く、今後も導入率の上昇によって市場は年率2ケタ成長が続くものと予想されます。シャノンは大企業や中堅企業を対象に高機能で操作性の良いマーケティングオートメーションツールの開発を続け、また、営業面ではパートナー戦略を推進していくことで効率的に顧客の開拓を進めながら、サブスクリプション売上高を収益の柱として利益率の向上と収益成長を目指していく戦略です。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30〜14:45放送



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