ネットマーケ Research Memo(5):大株主のVCは全保有株を売却、2018年6月期は初配当を予定
[18/03/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主・株式の状況
1. 大株主の状況
2017年6月期末でネットマーケティング<6175>株式の12.38%(866,000株)を保有する大株主であったモバイル・インターネットキャピタル(株)(MIC)組成ファンドが2018年1月29日までにすべての保有株式を売却したことにより、キャピタルゲイン目的のベンチャーキャピタル(VC)及びVC組成ファンドによる同社株式の保有比率は同日時点で0.14%(10,000株)となった。これにより、大株主の大量売却で市場価格が影響を受けるリスクは大幅に低減されることとなった。
2. 株主還元策
同社は、将来の事業展開と財務体質の強化のために必要な内部留保の充実を優先し、創業以来2017年6月期まで配当を行っていなかった。今後の利益配分については、業績動向を考慮しながら、将来の事業拡大や収益の向上を図るための資金需要や財務状況を総合的に勘案して適切に実施するとともに、より一層の株主重視経営に向けて、業績に応じた積極的な株主還元を実施する方針としており、2018年6月期は創業来初となる配当として、連結配当性向18.8%となる1株当たり期末配当金5円を予定している(3月に実施予定の1:2の株式分割後)。2018年6月期以降は配当を継続して実施する方針としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 廣田重徳)
<MW>
1. 大株主の状況
2017年6月期末でネットマーケティング<6175>株式の12.38%(866,000株)を保有する大株主であったモバイル・インターネットキャピタル(株)(MIC)組成ファンドが2018年1月29日までにすべての保有株式を売却したことにより、キャピタルゲイン目的のベンチャーキャピタル(VC)及びVC組成ファンドによる同社株式の保有比率は同日時点で0.14%(10,000株)となった。これにより、大株主の大量売却で市場価格が影響を受けるリスクは大幅に低減されることとなった。
2. 株主還元策
同社は、将来の事業展開と財務体質の強化のために必要な内部留保の充実を優先し、創業以来2017年6月期まで配当を行っていなかった。今後の利益配分については、業績動向を考慮しながら、将来の事業拡大や収益の向上を図るための資金需要や財務状況を総合的に勘案して適切に実施するとともに、より一層の株主重視経営に向けて、業績に応じた積極的な株主還元を実施する方針としており、2018年6月期は創業来初となる配当として、連結配当性向18.8%となる1株当たり期末配当金5円を予定している(3月に実施予定の1:2の株式分割後)。2018年6月期以降は配当を継続して実施する方針としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 廣田重徳)
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