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トラストテック Research Memo(4):技術系領域では技術者の確保が成長のカギ。キャリア採用と新卒採用で対応

注目トピックス 日本株
■会社概要

3. 技術系領域セグメントの収益構造
技術系領域セグメントは、トラスト・テック<2154>が抱える技術者を活用した顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する人材提供サービスだ。実際の業務内容は技術者の派遣と、開発・設計等の請負の2種類に大別されるが、約4分の3が技術者派遣、4分の1が請負という構成となっている。請負の場合は、同社の技術者が顧客の施設において業務を行うことが基本である。

技術系領域は、製造系領域と比較して、“技術者”という付加価値があるため単価が高い。これが両セグメント間の利益率の差につながっている。同じ技術系領域の中で派遣と請負とを比較した場合、本来的には請負の収益性が高くなるはずだが、現実には工数見積もりや納期などで当初予算と比べてずれが生じやすいため、両者の間には差がないという状況だ。

技術系領域の成長のカギは、優秀な技術者をいかに多く確保するかにある。とりわけ、現在のようなタイトな労働需給下にあっては、派遣先を見つけること以上に技術者を確保することが先決という状況だ。同社はかねてより、即戦力社員が得られるキャリア採用(いわゆる中途採用)を通じた人材獲得に注力してきた。しかし数年前からは新卒技術者の採用も積極化させており、2018年4月は500名超の新卒技術者を入社予定だ。

採用と並んで重要なポイントは技術者の定着率の向上だ。同社は派遣単価を引き上げて技術者の処遇を改善することに注力している。単価引き上げは、より高単価の派遣先に配属することで実現するケースが多い。そのためには個々の技術者のスキルと市場価値を正確に把握し、それに見合った派遣先とマッチングさせることが重要だ。同社はこうしたタレントマネジメントに今後は一段と注力する方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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