Shinwa Research Memo(5):太陽光発電施設の回復とダイヤモンド販売による巻き返しを見込む
[18/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績見通し
1. 2018年5月期の業績予想
2018年5月期の業績予想についてShinwa Wise Holdings<2437>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比11.5%増の5,960百万円、営業利益を同18.6%増の432百万円、経常利益を同23.5%増の374百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同37.0%増の227百万円と増収増益を見込んでいる。太陽光発電施設の販売ペースが緩やかになることで増収率は低下するものの、2ケタの増収を確保する見通しである。
上期の進捗が大きく出遅れたものの、業績予想を据え置いたのは、エネルギー関連事業(太陽光発電施設の販売)が足元で回復していることや、オークション関連事業についても資産防衛のためのダイヤモンド販売が後半に向けて加速する見通しであることが理由である。
弊社でも、太陽光発電施設の販売が通期計画(100基程度)に向けて挽回が進んでいることから、ポテンシャルの大きなダイヤモンド販売が立ち上がってくれば、業績予想の達成は十分に可能であるとみている。もっとも、今期については、もともと業績の踊り場(太陽光発電施設の一巡や新規事業の立ち上げに注力する時期)となる位置付けであったことから、最大の注目点は、来期以降の成長加速に向けて、ダイヤモンド販売を始めとしたウェルスマネジメントやPKS、マイクロファイナンスなど新規事業がどのようなペースで立ち上がってくるのかにあると捉えている。
2. 来期(2019年5月期)業績の考え方
来期の業績については、これまで業績の伸びをけん引してきた太陽光発電施設の販売が一巡し、縮小傾向をたどることを想定すれば、それに代わる新たな成長軸をいかに育て上げるかに大きく影響されるものとみている。その意味では、富裕層ビジネスの強みを生かすことができ、かつ業績へのインパクトが大きいダイヤモンド販売及び海外不動産の紹介等が、どのようなペースで立ち上がってくるかにかかっていると言える。また、中長期的な視点からは、PKS事業やミャンマーでのマイクロファイナンス事業の進捗に加えて、一服感の漂う太陽光発電施設の販売についても、新しい事業モデルでの展開を準備しているもようであり、今後の動向に注目する必要がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<MW>
1. 2018年5月期の業績予想
2018年5月期の業績予想についてShinwa Wise Holdings<2437>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比11.5%増の5,960百万円、営業利益を同18.6%増の432百万円、経常利益を同23.5%増の374百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同37.0%増の227百万円と増収増益を見込んでいる。太陽光発電施設の販売ペースが緩やかになることで増収率は低下するものの、2ケタの増収を確保する見通しである。
上期の進捗が大きく出遅れたものの、業績予想を据え置いたのは、エネルギー関連事業(太陽光発電施設の販売)が足元で回復していることや、オークション関連事業についても資産防衛のためのダイヤモンド販売が後半に向けて加速する見通しであることが理由である。
弊社でも、太陽光発電施設の販売が通期計画(100基程度)に向けて挽回が進んでいることから、ポテンシャルの大きなダイヤモンド販売が立ち上がってくれば、業績予想の達成は十分に可能であるとみている。もっとも、今期については、もともと業績の踊り場(太陽光発電施設の一巡や新規事業の立ち上げに注力する時期)となる位置付けであったことから、最大の注目点は、来期以降の成長加速に向けて、ダイヤモンド販売を始めとしたウェルスマネジメントやPKS、マイクロファイナンスなど新規事業がどのようなペースで立ち上がってくるのかにあると捉えている。
2. 来期(2019年5月期)業績の考え方
来期の業績については、これまで業績の伸びをけん引してきた太陽光発電施設の販売が一巡し、縮小傾向をたどることを想定すれば、それに代わる新たな成長軸をいかに育て上げるかに大きく影響されるものとみている。その意味では、富裕層ビジネスの強みを生かすことができ、かつ業績へのインパクトが大きいダイヤモンド販売及び海外不動産の紹介等が、どのようなペースで立ち上がってくるかにかかっていると言える。また、中長期的な視点からは、PKS事業やミャンマーでのマイクロファイナンス事業の進捗に加えて、一服感の漂う太陽光発電施設の販売についても、新しい事業モデルでの展開を準備しているもようであり、今後の動向に注目する必要がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
<MW>