シノケンG Research Memo(4):8期連続増収増益、6期連続過去最高益を更新
[18/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
1. 2017年12月期の業績概要
シノケングループ<8909>の2017年12月期の連結業績は、売上高が前期比30.3%増の105,936百万円、営業利益が同22.2%増の12,920百万円、経常利益が同23.3%増の12,201百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.4%増の8,489百万円と8期連続の増収増益となり、4期連続で過去最高売上高、6期連続で過去最高益を更新した。また、期初会社計画比でも売上高、利益ともに上回って着地している。
主力事業である不動産販売事業がアパート販売をけん引役に2ケタ増収増益と好調を持続したこと、また、不動産管理関連事業やエネルギー事業なども累積アパート販売棟数の積み上がりによって、2ケタ増収増益と好調に推移したことが主因だ。介護事業については新規施設の開設に伴う立ち上げ費用増により減益となったものの、同事業を除く全ての事業セグメントで増収増益を達成した。なお、売上高営業利益率が前期の13.0%から12.2%に低下したが、これは不動産販売事業において、利益率が相対的に低いアパート販売の構成比が上昇したこと、及びアパート販売の中でも土地価格の高い東京エリアの販売構成比が上昇したことが主因となっている。アパート販売の土地についてはほぼ仕入値に近い水準で販売価格に含まれるため、土地価格が高い物件に関しては利益率が低下することになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>
1. 2017年12月期の業績概要
シノケングループ<8909>の2017年12月期の連結業績は、売上高が前期比30.3%増の105,936百万円、営業利益が同22.2%増の12,920百万円、経常利益が同23.3%増の12,201百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.4%増の8,489百万円と8期連続の増収増益となり、4期連続で過去最高売上高、6期連続で過去最高益を更新した。また、期初会社計画比でも売上高、利益ともに上回って着地している。
主力事業である不動産販売事業がアパート販売をけん引役に2ケタ増収増益と好調を持続したこと、また、不動産管理関連事業やエネルギー事業なども累積アパート販売棟数の積み上がりによって、2ケタ増収増益と好調に推移したことが主因だ。介護事業については新規施設の開設に伴う立ち上げ費用増により減益となったものの、同事業を除く全ての事業セグメントで増収増益を達成した。なお、売上高営業利益率が前期の13.0%から12.2%に低下したが、これは不動産販売事業において、利益率が相対的に低いアパート販売の構成比が上昇したこと、及びアパート販売の中でも土地価格の高い東京エリアの販売構成比が上昇したことが主因となっている。アパート販売の土地についてはほぼ仕入値に近い水準で販売価格に含まれるため、土地価格が高い物件に関しては利益率が低下することになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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