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アンジェス---1Qは売上高が0.73億円、遺伝子医薬品の研究開発を進める

注目トピックス 日本株
アンジェス<4563>は23日、2018年12月期第1四半期(2018年1月-2018年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.4%減の0.73億円、営業損失が5.90億円(前期は10.35億円の損失)、経常損失が5.87億円(同10.30億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が5.37億円(同15.11億円の損失)となった。

HGF遺伝子治療薬を中心とする遺伝子医薬品の研究開発を進めるとともに、戦略的提携先との共同開発を進めるなど、将来の成長を見据えた事業の深化を図った。事業収益は、ムコ多糖症4型治療薬「ナグラザイム(R)」の販売収入を商品売上高として計上している。

事業費用は、商品売上高の減少に伴い売上原価が減少した。研究開発費は、主にHGF遺伝子治療薬の国際共同第3相臨床試験にかかる費用が減少したことにより、外注費が減少した。また、主に子会社の人員の減少により、給料手当が減少している。一方、原材料を評価替えしたことに伴い、研究用材料費が増加した。研究開発型バイオベンチャー企業にとって研究開発は生命線であるので、提携戦略により財務リスクの低減を図りながら、今後も研究開発投資を行っていく予定。

2018年12月の通期業績予想については、売上高3.65億円、営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失はそれぞれ25.00億円とする期初計画を据え置いている。


<MW>

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