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ダイコク電機---18/3期は営業利益が13.8%増、19/3期も増益を見込む

注目トピックス 日本株
ダイコク電機<6430>は14日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比16.3%減の340.93億円、営業利益が同13.8%増の11.92億円、経常利益が同1.2%増の13.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.2%増の7.85億円となった。

情報システム事業は、売上高は前期比8.9%減の248.27億円、セグメント利益は19.1%減の24.35億円となった。新製品である情報公開端末「BiGMO PREMIUM II」及び「IL−X3」の製品効果によって需要を掘り起こし、同シリーズにおいては、前期を上回る販売台数となったが、2017年6月に市場投入した新製品「VEGASIA III」を主とするCRユニット、及びホールコンピュータ・景品顧客 システムの販売台数については、新規出店や大規模改装が減少した影響を大きく受けたことにより、前期を下回った。

制御システム事業は、売上高が前期比31.0%減の93.22億円、セグメント利益4.33億円(前期は3.06億円の損失)となった。遊技機市場全体の新台販売台数が低調に推移するなか、各遊技機メーカーにおいて新規則を見据えた機種仕様の変更による開発スケジュールや販売時期の延期により、表示ユニット及び制御ユニットの販売台数は前期を下回った。パチスロ遊技機は、2017年7月に約5,500台(前期は約12,300台)を市場投入した。 費用面では、同事業の販売戦略の見直しに伴う研究開発費の減少、及び2015年4月に発生した取引先遊技機メーカーの破産手続きが2017年7月で終結決定したことに伴う、貸倒引当金の戻し入れ等により、販売費及び一般管理費が前期に比べ減少した。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比2.7%増の350.00億円、営業利益が同9.0%増の13.00億円、経常利益が同0.7%増の14.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.9%増の8.00億円としている。



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