ナック---2018年3月期は売上高と営業利益ともに増加、レンタル事業は過去最高を達成
[18/05/17]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
ナック<9788>は11日、2018年3月期通期(2017年4月〜2018年3月)連結決算を発表した。売上高が前期比4.6%増の898.18億円、営業利益は同116.3%増16.37億円、経常利益が同98.4%増15.74億円、親会社株主に帰属する当期純損失が9.94億円(前期純利益4.15億円)であった。
クリクラ事業は減収増益。直営部門で売上高が増加したが、加盟店部門におけるボトル販売数は減少した。一方、販売費の適正化を図ったことで増益となった。
レンタル事業は増収増益。主力のダストコントロール商品部門で、既存顧客への深耕やダスキン加盟店のM&Aが寄与し、顧客数と顧客単価が堅調に推移した。トータルケアサービス部門、害虫駆除部門、法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストでも増収となった。全ての部門において売上高が増加したことや害虫駆除部門で第44期以降出店の店舗が黒字化したことにより、売上高、営業利益ともに過去最高となった。
建築コンサルティング事業は減収減益。太陽光発電システムを中心とした建築部材販売では微増収となったものの、ノウハウ販売とエコ&エコは減収となった。全部門で経費削減に努めたものの、ノウハウ販売の売上高減少の影響は大きく、減益となった。
住宅事業は増収も損失拡大。レオハウスとジェイウッドおいて完工引渡棟数が増加したことに加え、ケイディアイと国木ハウスの連結会計期間が伸びたことにより増収。一方、期初に想定していた完工引渡棟数を大幅に下回ったことで、建築コストの増加および店舗運営費等の固定費をカバーすることができず、営業損失計上となった。
通販事業は減収増益。「Macchia Label(マキアレイベル)」と「Coyori」の両ブランドでは、新規顧客獲得施策により顧客数は増加したが、既存顧客の売上単価の低下が響き減収となった。売上高の減少を補うべく、販売促進費の削減を図ったことで増益となった。
2019年3月期は、事業間のシナジーを追求しながら各事業にて新規顧客開拓や製品開発等の施策に取り組む。連結業績は、売上高が前期比7.4%増の965.00億円、営業利益が同22.2%増の20.00億円、経常利益が同30.2%増の20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が6.00億円と予想している。
<MW>
クリクラ事業は減収増益。直営部門で売上高が増加したが、加盟店部門におけるボトル販売数は減少した。一方、販売費の適正化を図ったことで増益となった。
レンタル事業は増収増益。主力のダストコントロール商品部門で、既存顧客への深耕やダスキン加盟店のM&Aが寄与し、顧客数と顧客単価が堅調に推移した。トータルケアサービス部門、害虫駆除部門、法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストでも増収となった。全ての部門において売上高が増加したことや害虫駆除部門で第44期以降出店の店舗が黒字化したことにより、売上高、営業利益ともに過去最高となった。
建築コンサルティング事業は減収減益。太陽光発電システムを中心とした建築部材販売では微増収となったものの、ノウハウ販売とエコ&エコは減収となった。全部門で経費削減に努めたものの、ノウハウ販売の売上高減少の影響は大きく、減益となった。
住宅事業は増収も損失拡大。レオハウスとジェイウッドおいて完工引渡棟数が増加したことに加え、ケイディアイと国木ハウスの連結会計期間が伸びたことにより増収。一方、期初に想定していた完工引渡棟数を大幅に下回ったことで、建築コストの増加および店舗運営費等の固定費をカバーすることができず、営業損失計上となった。
通販事業は減収増益。「Macchia Label(マキアレイベル)」と「Coyori」の両ブランドでは、新規顧客獲得施策により顧客数は増加したが、既存顧客の売上単価の低下が響き減収となった。売上高の減少を補うべく、販売促進費の削減を図ったことで増益となった。
2019年3月期は、事業間のシナジーを追求しながら各事業にて新規顧客開拓や製品開発等の施策に取り組む。連結業績は、売上高が前期比7.4%増の965.00億円、営業利益が同22.2%増の20.00億円、経常利益が同30.2%増の20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が6.00億円と予想している。
<MW>