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新興市場銘柄ダイジェスト:カイオムが急伸、UNITEDは大幅反落

注目トピックス 日本株
<3486> グローバルリンク 4120 +235
大幅反発。東証第1部への上場市場変更申請を18年12月期中を目標に行うと発表している。社会的信用や知名度の向上などを図るため。東証の承認の是非や時期については不確定としている。1部に上場すればTOPIX構成銘柄に組み入れられるため、機関投資家の買い需要が見込まれるとして先回り買いが入ったようだ。また、立会外分売を実施すると発表している。分売予定株式数は18万3800株、分売予定期間は26日-29日。

<3727> アプリックス 327 +80
ストップ高。屋内測位・位置情報システム市場向けソリューションの開発を開始したと発表している。このソリューションを「groma(グローマ)」と仮称し、その第1弾「groma AprilTag ソリューション for SDM」を13日から開催されるInterop Tokyo 2018に参考出展する。屋内測位システムは、GPSなどの電波が届かない建物内や地下街でも位置情報を測定可能にする技術の総称。

<2497> UNITED 4015 -265
3日ぶり大幅反落。今月19日に上場を控えたメルカリ<4385>株の売却で、19年3月期第1四半期に営業投資有価証券の売却による売上及び利益を計上する見込みになったと発表している。売出株数は450万株、引受価額は2865円。営業投資有価証券の売却によって発生する営業利益は126.41億円。同社株はメルカリ上場を見越して買われてきた経緯があるだけに、売却益の計上見込みを機に材料出尽くし感が広がったようだ。

<7435> ナ・デックス 1167 -143
大幅反落。19年4月期の営業利益予想を前期比34.5%減の13.30億円と発表している。米国の政策動向やアジア新興国の経済の先行き、金融資本市場の変動による影響などを懸念要因として挙げている。同時に発表した18年4月期の営業利益は同19.0%増の20.30億円で着地した。国内で自動車関連企業向け生産設備や電気機器関連企業及び工作機械関連企業向け電子部品などの販売が増加し、利益押し上げに寄与した。

<4583> カイオム 334 +43
急伸。開発を進めている抗セマフォリン3A抗体に関する特許について、日本における特許付与の決定通知を受領したと発表している。発明の名称は「抗セマフォリン3A抗体、並びにこれを用いたアルツハイマー病及び免疫・炎症性疾患の治療」。セマフォリン3Aは神経再生や骨代謝のほか、中枢神経疾患、アレルギー、がんなど多くの疾患に関わっていることが論文上で報告されているタンパク質。

<3808> OKウェイヴ 4465 +80
一時4850円まで上昇。金融商品取引業の第一種・第二種の登録、商品先物取引業の認可を取得しているプレミア証券の株式を取得し、完全子会社化すると発表している。プレミア証券ではコンシェルジュ(投資アドバイザー)のサポートを受けながらデリバティブの取引ができる。コンシェルジュが専門家回答者として「OKWAVE Professional」や「非公開 Q&A」に参画し、ユーザーの潜在的な金融商品への関心を高める。





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