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新興市場銘柄ダイジェスト:山王が大幅反発、ハイアスはストップ高

注目トピックス 日本株
<3441> 山王 1208 +68
大幅反発。今期売上高を従来予想の78.00億円から83.00億円(前期実績73.17億円)に上方修正した。車載・産業機器向け市場や通信・民生品向け市場での需要が好調なため。一方で、営業利益予想(0.90億円)は据え置いた。第3四半期累計(17年8月-18年4月)の売上高は前年同期比16.3%増の62.72億円、営業利益は511.0%増の1.61億円だった。


<4597> ソレイジア 320 +4
続伸。がん化学療法に伴う末梢神経障害を予定適応とする「SP-04」の日本、韓国、台湾、香港地域での今後の開発計画を決定したと発表している。今年度下期に第3相臨床試験を開始し、末梢神経障害の発現抑制効果をプラセボと比較して検証する。また、開発品の運転資金や開発投資などの資金需要に対応するため、三井住友銀行とコミットメントライン契約を締結した。借入極度額は10億円。


<3719> ジェクシード 123 -22
大幅に反落。東京コンピュータサービスを傘下に持つTCSホールディングスとの業務提携を解消したと発表している。両社は17年6月26日、製品やソリューションの研究開発などで協力する業務提携契約を締結していた。しかし、当初見込んでいたシナジーを実現することが困難であると判断した。TCSHDは17年末時点でジェクシード株を議決権所有割合で21.18%所有しているが、今後の保有方針は未確認。


<6192> ハイアス 621 +100
ストップ高。19年4月期の営業利益予想を前期比39.6%増の5.00億円と発表している。新規導入会員企業の本格稼働と既存会員企業の受注増加でロイヤルティ等の増加を見込む。同時に発表した18年4月期の営業利益は18.9%増の3.58億円で着地した。主力の高性能デザイナーズ住宅「R+house」を中心にロイヤルティ等が伸長したほか、「不動産相続の相談窓口」の会員獲得が堅調だった。


<8740> フジトミ 317 +44
一時ストップ高。一部メディアが「商品先物取引会社のサンワード貿易、日産証券、フジトミなどが人工知能(AI)を活用した自動売買システムを年内にも導入する検討に入った」と報じ、買い材料視されている。「インターネットで外国為替証拠金(FX)取引になじみのある個人投資家に使ってもらい、顧客の裾野を広げる」という。同業の岡藤ホールディングス<8705>も反発している。


<7810> クロスフォー 366 -37
急落。18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の営業利益を前年同期比87.7%減の0.82億円と発表している。海外向けパーツ販売の減少に加え、国内向けで利益率の低い製品の売上構成比が伸びたことなどから売上総利益率が低下した半面、テレビコマーシャルによる広告宣伝費が増大し、利益を押し下げた。通期予想は前期比66.9%減の2.70億円で据え置いたが、進捗率は30.4%にとどまっている。


<4764> さむらいJP 551 -60
急落。14日から実施されている信用取引規制が嫌気され、売りが出ている。東証が制度信用取引の委託保証金率を30%以上から50%以上(うち現金20%以上)に引き上げる臨時措置を実施。日証金も貸借取引で貸借担保金率を引き上げる増担保金徴収措置を取っている。同社が14日に19年1月期第1四半期(18年2-4月期)の決算発表を控えていることも調整売りの要因になっているようだ。



<DM>

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