ハイアス Research Memo(8):2018年4月期、初の配当実施。配当性向30%目安
[18/07/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は2018年4月期に初めて配当実施を行った。配当の基本方針は、1)株主への利益還元の機会を充実させるため、年2回配当を実施する。2)配当性向は30%を目安とする。の2つである。2018年4月期の配当実績は、中間配当4円(2018年3月1日付の株式分割(1株につき3株)前の金額)、期末配当1.33円である。
2017年4月期までは、「当面は成長過程にあり、内部留保資金の充実を図る。」として無配であったが、かねてより株主への利益還元により信頼を得て、更なる成長を目指す意志を持っており、配当実施のタイミングを見計らっていたようだ。好業績を続ける基盤が整備できたことで新たな成長ステージへ入ってきたと言え、今後の事業拡大への自信の表れと、近い将来の東証1部上場への布石とも考えられる。
■情報セキュリティについて
同社グループが進める不動産市場における経営コンサルティング事業では、一部最終顧客の個人情報も含めた情報の取扱いについては厳格な管理が求められる。そのため同社グループは、役員クラスをCIO(最高情報責任者)に任命し、社内管理組織体制の構築、従業員に対する情報管理やセキュリティ教育など、情報の保護について、施策の実施・ 維持及びそれらの継続的な改善に取り組んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
<NB>
ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は2018年4月期に初めて配当実施を行った。配当の基本方針は、1)株主への利益還元の機会を充実させるため、年2回配当を実施する。2)配当性向は30%を目安とする。の2つである。2018年4月期の配当実績は、中間配当4円(2018年3月1日付の株式分割(1株につき3株)前の金額)、期末配当1.33円である。
2017年4月期までは、「当面は成長過程にあり、内部留保資金の充実を図る。」として無配であったが、かねてより株主への利益還元により信頼を得て、更なる成長を目指す意志を持っており、配当実施のタイミングを見計らっていたようだ。好業績を続ける基盤が整備できたことで新たな成長ステージへ入ってきたと言え、今後の事業拡大への自信の表れと、近い将来の東証1部上場への布石とも考えられる。
■情報セキュリティについて
同社グループが進める不動産市場における経営コンサルティング事業では、一部最終顧客の個人情報も含めた情報の取扱いについては厳格な管理が求められる。そのため同社グループは、役員クラスをCIO(最高情報責任者)に任命し、社内管理組織体制の構築、従業員に対する情報管理やセキュリティ教育など、情報の保護について、施策の実施・ 維持及びそれらの継続的な改善に取り組んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
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