ジェイ・エス・ビー Research Memo(7):安定配当が基本方針、当面は事業拡大を優先
[18/07/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
ジェイ・エス・ビー<3480>は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の1つとして位置付けた上で、財務体質の強化と積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案し、安定的な配当政策の実施を基本方針としている。また、配当については、年1回、期末配当を行うこととしている。今後も中長期的な視点に立ち、成長が見込まれる事業分野に経営資源を投入することで、持続的成長と株主価値の増大に努める考えである。
2017年10月期の配当実績は、普通配当34円、上場記念配当3円の合計37円で、前期の32.5円(株式分割後に換算)から増配した。2018年10月期は35円を計画し、普通配当ベースでは増配とする予定である。同社では、当面は事業発展を優先する考えであることから、配当性向は前期の9.9%から9.0%に低下する見込みだ。
■情報セキュリティ対策
イントラネットや定期的な研修により万全を期す
同社グループでは、業務上、大量の個人情報を取り扱うことから、情報セキュリティ対策を重要な経営課題の1つとして捉えている。個人情報保護方針、セキュリティ方針、情報システム緊急マニュアルなどを定めており、業務では組織内におけるプライベートネットワーク(イントラネット)を活用し、企業内の情報をその中で扱うために必要な防護措置を講じている。また、社員の研修も定期的に実施し、不審なメールを開封しないなどの指導を徹底している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<MH>
ジェイ・エス・ビー<3480>は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の1つとして位置付けた上で、財務体質の強化と積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案し、安定的な配当政策の実施を基本方針としている。また、配当については、年1回、期末配当を行うこととしている。今後も中長期的な視点に立ち、成長が見込まれる事業分野に経営資源を投入することで、持続的成長と株主価値の増大に努める考えである。
2017年10月期の配当実績は、普通配当34円、上場記念配当3円の合計37円で、前期の32.5円(株式分割後に換算)から増配した。2018年10月期は35円を計画し、普通配当ベースでは増配とする予定である。同社では、当面は事業発展を優先する考えであることから、配当性向は前期の9.9%から9.0%に低下する見込みだ。
■情報セキュリティ対策
イントラネットや定期的な研修により万全を期す
同社グループでは、業務上、大量の個人情報を取り扱うことから、情報セキュリティ対策を重要な経営課題の1つとして捉えている。個人情報保護方針、セキュリティ方針、情報システム緊急マニュアルなどを定めており、業務では組織内におけるプライベートネットワーク(イントラネット)を活用し、企業内の情報をその中で扱うために必要な防護措置を講じている。また、社員の研修も定期的に実施し、不審なメールを開封しないなどの指導を徹底している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<MH>