ソルクシーズ Research Memo(2):金融業界向けのシステム開発事業が主力で、業界特化型の子会社展開を進める
[18/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業概要
ソルクシーズ<4284>は金融業界向けを中心としたSI/受託開発業務及びそれに付随・関連したアウトソーシング業務、パッケージソフトの開発・販売などのソリューション業務、情報機器販売業務を行っており、金融業界向けが単独売上高の約7割、連結売上高の5割強と高いことが特徴となっている。
連結対象子会社はソフトウェア開発事業で9社、デジタルサイネージ事業で1社の構成となっている。このうち、ソフトウェア開発事業に関しては事業領域ごとに専門化し子会社展開している。主要子会社では、(株)エフ・エフ・ソルが銀行向けの受託開発を、(株)コアネクストが証券バイサイド向けの業務システムの開発・保守等を主に行っている。また、(株)アスウェアはICTインフラの企画・構築・保守業務を、イー・アイ・ソルは組込・制御・計測関連分野でのソリューション業務をそれぞれ展開しており、これらの子会社は開発面において同社と取引関係がある。一方、同社から独立して事業を展開している子会社として、自動車業界向けを中心にソフトウェア開発のコンサルティングサービスを行うエクスモーションや、自動車教習所向けに教材システム及び情報システムを提供する(株)ノイマン、商業施設やアミューズメント施設向けにデジタルサイネージやセキュリティシステム等の設計・導入・保守等を行う(株)インターディメンションズがある。なお、エクスモーションについては2018年7月に東証マザーズ市場に上場を果し、同社の出資比率は85.7%から64.0%に低下したが、今後も連結対象子会社としての位置付けは維持していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
ソルクシーズ<4284>は金融業界向けを中心としたSI/受託開発業務及びそれに付随・関連したアウトソーシング業務、パッケージソフトの開発・販売などのソリューション業務、情報機器販売業務を行っており、金融業界向けが単独売上高の約7割、連結売上高の5割強と高いことが特徴となっている。
連結対象子会社はソフトウェア開発事業で9社、デジタルサイネージ事業で1社の構成となっている。このうち、ソフトウェア開発事業に関しては事業領域ごとに専門化し子会社展開している。主要子会社では、(株)エフ・エフ・ソルが銀行向けの受託開発を、(株)コアネクストが証券バイサイド向けの業務システムの開発・保守等を主に行っている。また、(株)アスウェアはICTインフラの企画・構築・保守業務を、イー・アイ・ソルは組込・制御・計測関連分野でのソリューション業務をそれぞれ展開しており、これらの子会社は開発面において同社と取引関係がある。一方、同社から独立して事業を展開している子会社として、自動車業界向けを中心にソフトウェア開発のコンサルティングサービスを行うエクスモーションや、自動車教習所向けに教材システム及び情報システムを提供する(株)ノイマン、商業施設やアミューズメント施設向けにデジタルサイネージやセキュリティシステム等の設計・導入・保守等を行う(株)インターディメンションズがある。なお、エクスモーションについては2018年7月に東証マザーズ市場に上場を果し、同社の出資比率は85.7%から64.0%に低下したが、今後も連結対象子会社としての位置付けは維持していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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