グリムス Research Memo(5):2019年3月期は6期連続の増収増益を予想
[18/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■グリムス<3150>の今後の見通し
今後も景気は回復基調で推移することが期待されるが、海外経済の不確実性に留意する必要がある。また、電力市場については引き続き拡大が見込まれる。
このような環境下、同社グループでは、エネルギーコストソリューション事業については、電力基本料金削減コンサルティングやLED照明の販売により新規顧客を開拓し、顧客基盤を拡大することにより、リプレイス販売や代理購入手数料といったストック収益の拡大につなげるとともに、業務用エアコンやコンプレッサーなどの各種省エネ商材のクロスセルにつなげていく。スマートハウスプロジェクト事業については、住宅用太陽光発電システムと蓄電池のセット販売や蓄電池の単体販売を推進するとともに、ハウスメーカー等との業務提携によるエネルギー関連商品の提携販売を促進する。また、メガソーラーによる売電収益は今後も安定的な収益基盤となる。小売電気事業については、引き続き低圧電力需要家の顧客基盤を活用して電力の小売を推進するとともに、高圧電力需要家への電力の小売を開始し、収益の拡大を目指す。
以上から、同社では、2019年3月期業の売上高11,512百万円(前期比28.2%増)、営業利益1,273百万円(同25.0%増)、経常利益1,350百万円(同22.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益850百万円(同20.9%増)を見込んでいる。ただ、高圧電力需要家への電力の小売については予算に含んでいないなど保守的な計画であり、業績は最終的に計画を上回る可能性が大きいと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<SF>
今後も景気は回復基調で推移することが期待されるが、海外経済の不確実性に留意する必要がある。また、電力市場については引き続き拡大が見込まれる。
このような環境下、同社グループでは、エネルギーコストソリューション事業については、電力基本料金削減コンサルティングやLED照明の販売により新規顧客を開拓し、顧客基盤を拡大することにより、リプレイス販売や代理購入手数料といったストック収益の拡大につなげるとともに、業務用エアコンやコンプレッサーなどの各種省エネ商材のクロスセルにつなげていく。スマートハウスプロジェクト事業については、住宅用太陽光発電システムと蓄電池のセット販売や蓄電池の単体販売を推進するとともに、ハウスメーカー等との業務提携によるエネルギー関連商品の提携販売を促進する。また、メガソーラーによる売電収益は今後も安定的な収益基盤となる。小売電気事業については、引き続き低圧電力需要家の顧客基盤を活用して電力の小売を推進するとともに、高圧電力需要家への電力の小売を開始し、収益の拡大を目指す。
以上から、同社では、2019年3月期業の売上高11,512百万円(前期比28.2%増)、営業利益1,273百万円(同25.0%増)、経常利益1,350百万円(同22.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益850百万円(同20.9%増)を見込んでいる。ただ、高圧電力需要家への電力の小売については予算に含んでいないなど保守的な計画であり、業績は最終的に計画を上回る可能性が大きいと見られる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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