ノムラシステム Research Memo(1):ERPソリューションなどに強みをもつコンサルティング企業
[18/09/19]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■企業概要
ノムラシステムコーポレーション<3940>は、1986年2月に設立され、企業のオープン化コンサルティング業務、それに関連するソリューション提供業務などを展開し、発展を遂げてきた。ITが急速に進化する時代の流れにうまく乗り、ソフトウェア設計・制作請負中心の事業構造から、ERP導入におけるコンサルティング業務に経営資源をシフトしている。
ERP(ERPパッケージ)とは、Enterprise Resource Planningの略称で、基幹系統合システムとも呼ばれるもの。全体最適の視点から企画、調達、製造から販売、会計、人事など一連の企業活動のデータを一元管理し、顧客の業務効率化やITコスト削減につなげることができる。民間調査機関が試算した国内ERP市場は、年間平均成長率が8%。さらに、国内においてクラウド市場やビッグデータ市場も拡大が見込まれており、コンサルティング企業として同社の成長余地は広いと言えそうだ。
事業内容はSAP導入コンサルティング、SAP保守サポートセンター運営、Webシステム開発コンサルティング、情報サイトコンサルティングなどで構成されるが、2001年にSAPとサービスパートナー契約を結んだことが飛躍するきっかけになった。2009年にはSAPのチャネル・パートナーとなり、SAP ERPのスペシャリスト集団として収益を伸ばし、2016年9月に東京証券取引所JASDAQ市場への上場を果たしたのに続き2018年3月には同第2部に市場変更。2018年6月には早くも同市場に1部指定となった。
2018年12月期第2四半期累計決算は売上高が前年同期比1.9%増の1,262百万円、営業利益が同8.6%減の191百万円となった。期初予想では営業利益は157百万円であり、減益ながら想定以上の結果となっている。
2018年12月期の通期の業績予想については、売上高が前年比2.2%増の2,590百万円、営業利益が同2.6%増の418百万円と増収増益となる見通し。期初に公表した予想を変更していない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
<SF>
ノムラシステムコーポレーション<3940>は、1986年2月に設立され、企業のオープン化コンサルティング業務、それに関連するソリューション提供業務などを展開し、発展を遂げてきた。ITが急速に進化する時代の流れにうまく乗り、ソフトウェア設計・制作請負中心の事業構造から、ERP導入におけるコンサルティング業務に経営資源をシフトしている。
ERP(ERPパッケージ)とは、Enterprise Resource Planningの略称で、基幹系統合システムとも呼ばれるもの。全体最適の視点から企画、調達、製造から販売、会計、人事など一連の企業活動のデータを一元管理し、顧客の業務効率化やITコスト削減につなげることができる。民間調査機関が試算した国内ERP市場は、年間平均成長率が8%。さらに、国内においてクラウド市場やビッグデータ市場も拡大が見込まれており、コンサルティング企業として同社の成長余地は広いと言えそうだ。
事業内容はSAP導入コンサルティング、SAP保守サポートセンター運営、Webシステム開発コンサルティング、情報サイトコンサルティングなどで構成されるが、2001年にSAPとサービスパートナー契約を結んだことが飛躍するきっかけになった。2009年にはSAPのチャネル・パートナーとなり、SAP ERPのスペシャリスト集団として収益を伸ばし、2016年9月に東京証券取引所JASDAQ市場への上場を果たしたのに続き2018年3月には同第2部に市場変更。2018年6月には早くも同市場に1部指定となった。
2018年12月期第2四半期累計決算は売上高が前年同期比1.9%増の1,262百万円、営業利益が同8.6%減の191百万円となった。期初予想では営業利益は157百万円であり、減益ながら想定以上の結果となっている。
2018年12月期の通期の業績予想については、売上高が前年比2.2%増の2,590百万円、営業利益が同2.6%増の418百万円と増収増益となる見通し。期初に公表した予想を変更していない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
<SF>