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トライSTG Research Memo(7):2019年2月期業績は先行投資や、海外事業の低迷により期初計画を下方修正

注目トピックス 日本株
■今後の見通し

1. 2019年2月期の業績見通し
トライステージ<2178>の2019年2月期の連結業績は、売上高で前期比3.9%減の53,601百万円、営業利益で同47.9%減の537百万円、経常損失で59百万円(前期は908百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失で1,292百万円(同385百万円の利益)といずれも期初計画を下方修正した。

売上高についてはテレビ事業、通販事業、海外事業の売上減を見込んでおり、期初計画を1,185百万円下回る見込み。このうち、テレビ事業を展開する単体売上高で927百万円の下方修正(期初計画30,594百万円→修正計画29,667百万円)となる。また、営業利益に関しては単体ベースで93百万円の上振れ(期初計画712百万円→修正計画805百万円)を見込んでいるものの、今後の成長に向けたWeb事業の先行投資で約200百万円、海外子会社2社の利益減で約110百万円の下振れ要因となる。このうち、Web事業の先行投資にはアドフレックスの人員を大幅に増やすことが前提となっているが、実際には人員を想定ほど増やせない可能性もあり、保守的な費用見積もりになっていると見られる。また、前述したとおりTVDの期末株価が1.75THBを上回れば株価下落に起因する持分法投資損失も解消されることになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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