トライSTG Research Memo(9):配当金は業績・財務状況等を勘案し柔軟に対応
[18/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
トライステージ<2178>は株主還元として配当のほか株主優待を実施している。配当については業績・財務状況を勘案して柔軟に対応していく方針としている。2019年2月期は業績下方修正を行ったものの1株当たり配当金は7.0円と期初計画を維持している。下方修正は、海外事業において過去に投資してきた部分の減損損失を計上したことによるもので、実際のキャッシュアウトはなく、財務面での健全性も維持されているためだ。
また、株主優待についても従前と変わりなく、400株以上2,000株未満の株主に対しては1,000円相当、2,000株以上保有の株主に対しては、5,000円相当のQUOカードを年2回(2月末、8月末株主)贈呈する。配当金とQUOカードを合わせた年間投資利回り(400株保有株主)は、現在の株価水準(2018年10月12日終値337円)で計算すると3.6%の水準となる。
■情報セキュリティ対策
同社グループでは、顧客企業の個人情報を取り扱うことがあり、ダイレクトマーケティング支援事業については、グループの外注先であるコールセンター等に対する監視・指導の徹底、DM事業については、顧客データベースに基づいてデータ処理を実施した後、封入封緘等を依頼する外注先に対する監視、指導を徹底することにより、個人情報などの漏えいリスクを最小限に抑え、「個人情報保護法に関する法律」の遵守に努めている。こうした取り組みにより、同社及びMCCは(一財)日本情報経済社会推進協会よりプライバシーマークの付与認定を受けている。
また、社内情報システムに対するセキュリティ対策としてはウイルス対策ソフトを導入しているほか、個々の社員に対して情報の取扱いに関しての指導・管理を定期的に行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MH>
トライステージ<2178>は株主還元として配当のほか株主優待を実施している。配当については業績・財務状況を勘案して柔軟に対応していく方針としている。2019年2月期は業績下方修正を行ったものの1株当たり配当金は7.0円と期初計画を維持している。下方修正は、海外事業において過去に投資してきた部分の減損損失を計上したことによるもので、実際のキャッシュアウトはなく、財務面での健全性も維持されているためだ。
また、株主優待についても従前と変わりなく、400株以上2,000株未満の株主に対しては1,000円相当、2,000株以上保有の株主に対しては、5,000円相当のQUOカードを年2回(2月末、8月末株主)贈呈する。配当金とQUOカードを合わせた年間投資利回り(400株保有株主)は、現在の株価水準(2018年10月12日終値337円)で計算すると3.6%の水準となる。
■情報セキュリティ対策
同社グループでは、顧客企業の個人情報を取り扱うことがあり、ダイレクトマーケティング支援事業については、グループの外注先であるコールセンター等に対する監視・指導の徹底、DM事業については、顧客データベースに基づいてデータ処理を実施した後、封入封緘等を依頼する外注先に対する監視、指導を徹底することにより、個人情報などの漏えいリスクを最小限に抑え、「個人情報保護法に関する法律」の遵守に努めている。こうした取り組みにより、同社及びMCCは(一財)日本情報経済社会推進協会よりプライバシーマークの付与認定を受けている。
また、社内情報システムに対するセキュリティ対策としてはウイルス対策ソフトを導入しているほか、個々の社員に対して情報の取扱いに関しての指導・管理を定期的に行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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