ナガイレーベ Research Memo(5):財務内容は堅固、前期末の現預金は239億円、自己資本比率は89.9%
[18/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(2) 財務状況
ナガイレーベン<7447>の財務状況は引き続き安定している。2018年8月期末の資産合計は42,643百万円となり、前期末に比べ1,692百万円増加した。流動資産は33,327百万円となり同1,002百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の増加1,168百万円、受取手形及び売掛金の減少811百万円、たな卸資産の増加75百万円など。一方で固定資産は9,315百万円となり、同689百万円増加したが、主に設備投資による有形固定資産の増加624百万円による。
負債合計は4,297百万円となり、前期末に比べ108百万円減少した。主な要因は、支払手形・買掛金の減少4百万円、未払法人税等の減少34百万円など。純資産合計は38,345百万円となり、同1,800百万円増加したが、主な要因は、当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,681百万円など。この結果、2018年8月期末の自己資本比率は、前期末に比べて0.7ポイントアップして89.9%となった。
(3) キャッシュ・フローの状況
2018年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは4,009百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上5,338百万円、減価償却費289百万円、売上債権の減少271百万円などで、主な支出は、たな卸資産の増加74百万円、仕入債務の減少4百万円など。投資活動によるキャッシュ・フローは1,244百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得878百万円、定期預金の預入(ネット)400百万円など。財務活動によるキャッシュ・フローは1,994百万円の支出であったが、主に配当金の支払いによる支出1,994百万円であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は768百万円の増加となり、期末の現金及び現金同等物の残高は5,430百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を4,902百万円(4,989,551株)保有していることから手元のネット・キャッシュは依然として潤沢である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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(2) 財務状況
ナガイレーベン<7447>の財務状況は引き続き安定している。2018年8月期末の資産合計は42,643百万円となり、前期末に比べ1,692百万円増加した。流動資産は33,327百万円となり同1,002百万円増加したが、主な要因は現金及び預金の増加1,168百万円、受取手形及び売掛金の減少811百万円、たな卸資産の増加75百万円など。一方で固定資産は9,315百万円となり、同689百万円増加したが、主に設備投資による有形固定資産の増加624百万円による。
負債合計は4,297百万円となり、前期末に比べ108百万円減少した。主な要因は、支払手形・買掛金の減少4百万円、未払法人税等の減少34百万円など。純資産合計は38,345百万円となり、同1,800百万円増加したが、主な要因は、当期純利益の計上による利益剰余金の増加1,681百万円など。この結果、2018年8月期末の自己資本比率は、前期末に比べて0.7ポイントアップして89.9%となった。
(3) キャッシュ・フローの状況
2018年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは4,009百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上5,338百万円、減価償却費289百万円、売上債権の減少271百万円などで、主な支出は、たな卸資産の増加74百万円、仕入債務の減少4百万円など。投資活動によるキャッシュ・フローは1,244百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得878百万円、定期預金の預入(ネット)400百万円など。財務活動によるキャッシュ・フローは1,994百万円の支出であったが、主に配当金の支払いによる支出1,994百万円であった。この結果、期間中の現金及び現金同等物は768百万円の増加となり、期末の現金及び現金同等物の残高は5,430百万円となった。有利子負債が皆無であることに加え、自己株式を4,902百万円(4,989,551株)保有していることから手元のネット・キャッシュは依然として潤沢である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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