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デジタルアーツ---2Qは営業利益が12.4%増、企業向け、公共向け及び家庭向け市場の全てで売上が堅調に推移

注目トピックス 日本株
デジタルアーツ<2326>は30日、2019年3月期第2四半期(18年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.0%増の27.64億円、営業利益が同12.4%増の10.36億円、経常利益が同11.5%増の10.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同60.4%増の9.92億円となった。

企業向け市場は、前連結会計年度からの継続案件等を中心に着実に獲得した事により、主力製品である「i-FILTER」「m-FILTER」の販売が堅調に推移した。また、「FinalCode」は、前連結会計年度末に受注した大型案件が売上の成長に貢献した。加えて、デジタルアーツコンサルティングにおいて、セキュリティ人材不足および情報セキュリティ対策強化への意識の高まりから、売上が大きく成長し、全社売上の成長に貢献した。

公共向け市場は、一昨年の総務省主導の自治体情報セキュリティ対策展開時に、より高度で総合的なセキュリティ提案ができる販路の開拓が進んでおり、「i-FILTER」Ver.10、「m-FILTER」Ver.5の販売を進めた結果、両製品の製品性についての認知が高まり案件の獲得が進むと共に、同市場において総合セキュリティ対策メーカーとしての存在感を高めることができた。

家庭向け市場は、携帯電話事業者やMVNO事業者等との連携、1つのシリアルIDで複数OSでの利用が可能な「i-フィルター(R) for マルチデバイス」の販売に注力した。個人向けパソコンの国内出荷台数の減少等、引き続き厳しいビジネス環境が続いたが、複数年パッケージ製品やネットカフェ向けの販売、「i-フィルター(R) for マルチデバイス」の直販が順調に推移し、売上は底堅く推移した。

2019年3月期通期については、売上高が前期比13.3%増の58.00億円、営業利益が同36.6%増(前回予想比4.0%増)の26.00億円、経常利益が同36.2%増(同4.0%増)の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.0%増(同23.5%増)の20.00億円と連結業績予想を修正した。



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